初めての喧嘩。 ページ43
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『それで、麗日さんがね、』
「うんうん！」
みんなが学校から帰って来て夕飯までの時間。
私は緑谷くんと話していた。
爆豪は切島くん達と話してるしね。
まあ最近の私は爆豪にべったりな私ではないんですよ！！
何と言っても…
だんだんみんなと話せるようになってきてるからね！
親離れかな！
その中でも1番話すのは緑谷くん！
やっぱりこの、癒しオーラがね。
堪らないよね。可愛い。マイナスイオン。
何と言っても話しやすい！！
私からだけじゃなく、緑谷くんからも結構話してくれるし…ほんっとうに良い人だよ。緑谷くん！！
「僕はこの前轟くんと…、」
『うんうん、』
こうやって普通に話してただけだった。
普通に。話してたの。
それなのに。
「授業の間の休憩時間に………ってヒイィッ、か、かっちゃん！？」
『え、』
ゆらりと影が見えたと思ったら、緑谷くんと私が話しているすぐそばで。ガン飛ばして立っている爆豪がいた。
「こ、これまずいんじゃないかな、Aさん、」
そんな爆豪に何だか冷や汗を吹き出させて焦る様子の緑谷くんはアワアワとしている。
『何でまずいの？』
「い、いやぁ、それは…そのっ……と、とにかく僕は…こ、これで！！」
『え、緑谷くん？ちょっ…話の途中じゃ…』
引き止めようとするがもう遅く。
緑谷くんはあっという間にどこかへ行ってしまった。
『もう！何で威嚇するのさ！』
「あぁ？威嚇なんかしてねぇよ。あいつの被害妄想だろうが」
被害妄想って…
あんたの目つきが悪いのはいつだってだっつーの。
『せっかく話してたのに』
「……、」
はぁ、と息を吐きながら席を立てば爆豪はピクリと何かに反応した。
すると今度は私に鋭い視線を向けてくる。
『な、何で急に怒るの？』
「別になんもねぇよ」
『じゃあ、睨まないでくれる？』
「……」
珍しく。
私と爆豪の間に、ピリピリとした空気が流れる。
こんなの、初めてかもしれない。
爆豪はいつだって怒鳴ってても、本気で怒りはしていなかったし。
私だって全部受け流していたから。
だが、今日の爆豪も。私もいつもとは違ったみたい。
「テメェこそ睨んでんじゃねぇ」
『睨んでないですー！っていうか何！？もしかしてまた緑谷くんが原因！？』
私がそう言えば爆豪はまた体を揺らす。
経験済みだ。
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麗葉 - 途中まで同士！って思ってたのに途中から爆豪くんといちゃつきやがって！もっとやって下さい← (6月16日 1時) (
レス) @page50 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - 檸檬さん» 一気読み…！！そう言っていただけですごく嬉しいです（ ; ; ）！読んでくださりこちらこそありがとうございました！！ (2021年11月14日 21時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 今日読み始めて最後まで読みました〜！もうとてもとても最高でございました……ありがとうございます(尊) (2021年11月14日 19時) (レス) @page50 id: 790fd21cd2 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - ＠たまふさん» わーっっっ！！！嬉しすぎるお言葉です…！！きっかけだなんて！！ありがとうございます！！ (2021年2月1日 19時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
＠たまふ - この小説、ヒロアカにハマったきっかけなんですよね… (2021年2月1日 15時) (レス) id: 89be39e03d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2020年3月30日 17時
