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「…………………………チッ、生殺しかよ」
『へ、』
「……何だよ、その拍子抜けみてえな声は」
『あ、いや…その…』
爆豪なら有無も言わさずその…
くるかと…
「………手、出して欲しいのかよ」
『……、』
「……」
私は寝転がった爆豪の方へ顔だけ向ける、
すると。赤い瞳と、甘く、視線が交わる。
『……………嫌じゃ、ない…よ、』
「……」
『な、に、その顔初めて見た…』
珍しく目を大きくさせて、
私の言葉に口を閉じた爆豪は。
聞き慣れたため息を小さく吐く。
そして、
『わっ、』
私が爆豪の方へ体を向けるのより早く
私の頭の下へ腕を滑り込ませた爆豪は。
そのまま肩を押し反対側を向かせ…
爆豪に背中を向けた私に、
彼は素早く後ろから腕を回す。
『何急に！』
「…クソが」
『何で！？嫌じゃないのに嫌じゃないって言って何が悪いの！？』
意味が分からなくて負けじと言い返す私に、
爆豪は。
「……………………………………………マジでもっぺん死んどけお前」
何かを抑えるようなその静かな声を私の鼓膜に響かせた。
『…え？死ね？今爆豪私に死ねって言った？』
「……………うるせぇ。…………言ってねぇ」
『言ったよね？確実に。…私死ぬよ？私多分爆豪に死ねって言われたら迷わず死ぬよ？』
「はっ、それくらい俺の事が好きなんか」
『……』
「……」
『……』
「…テメェ」
『ヒッ…』
「チッ」
『だ、だって爆豪にそんな事言われるって事はきっと嫌われてるんでしょ！？私！！爆豪に嫌われたらこの世界で生きていけないもん！！』
「…………ほんっとに。…何なんだよテメェは」
『ちょっ、絞め殺す気！？』
「黙っとけや」
『いや理不尽！！』
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麗葉 - 途中まで同士！って思ってたのに途中から爆豪くんといちゃつきやがって！もっとやって下さい← (6月16日 1時) (
レス) @page50 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - 檸檬さん» 一気読み…！！そう言っていただけですごく嬉しいです（ ; ; ）！読んでくださりこちらこそありがとうございました！！ (2021年11月14日 21時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 今日読み始めて最後まで読みました〜！もうとてもとても最高でございました……ありがとうございます(尊) (2021年11月14日 19時) (レス) @page50 id: 790fd21cd2 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - ＠たまふさん» わーっっっ！！！嬉しすぎるお言葉です…！！きっかけだなんて！！ありがとうございます！！ (2021年2月1日 19時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
＠たまふ - この小説、ヒロアカにハマったきっかけなんですよね… (2021年2月1日 15時) (レス) id: 89be39e03d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2020年3月30日 17時
