告白 ページ16
ー
「ーーーーーで、ーーーーーー、」
『……、』
何で、避けてるんだろう…
馬鹿だなぁ…
避けたって自分が苦しくなるだけだし、何の解決にもならないのに。
あれから、爆豪くんと映画を観たその日から。気まずくて避け続けて1週間ほど経った。
正直、しんどい。
会いたい。話したい。また、頭を撫でてもらいたい。
いつの間にか私の中は爆豪くんでいっぱいで。
ほんと、馬鹿…
名前を聞いてくれた事が嬉しくて舞い上がって。今ではこんなにも爆豪くんの事を想う自分が、馬鹿みたいで仕方がない。
……もし振り向いてくれたとしても、同じ気持ちだったとしても、私もだなんて言う勇気どこにもないのに。
「ーーーーー、」
『……、』
私は目の前で頬を染めて、私を見つめて真剣に何かを言う男の子に目を向ける。
先程、裏庭に呼び出された。何やら私の事が好きらしい。……話した事もないのに。
告白をされながらも他の男の子の事を考えるなんてどれだけ最低なんだ、私は。
「ーーーー返事は、いつでもいいから！」
『……え、』
ぼーっとその子を見ていれば急に、そう言い放つと私の返事も聞かず走り去って行きあっという間に見えなくなってしまった。
いつでもいいって言われたって…
返事、決まってたのに。
『………はぁ。とりあえず、戻ろ』
ー
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まあり(プロフ) - ｒｉｓａさん» わーっ！！嬉しいお言葉！！ありがとうございます〜！！ぜひぜひ楽しんでってください！ (2022年8月17日 20時) (
レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
ｒｉｓａ - まありさんの作品ハマりました！気がついたらずっと見てて時間があっという間に過ぎたという感じでした。最新の作品じっくり拝見しますね (2022年8月17日 12時) (レス) @page41 id: 5efa103072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2021年10月4日 13時
