電卓持ち歩いてるから ページ7
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次の日。
私は言われた通り、あの公園へ。
『まだ来てないや』
そりゃそうか、今帰宅時間とかだもんな…
それにヒーロー科は大変そうだし。
アレからずっとどうするか考えていたが最終的に『まあ、家のすぐ裏だしいいか』という結論に至った。
学校をやめると暇だもんなぁ…
やっぱり転校の方が良かったのかな…
でも、どうせいつかはバレるだろうしどこへ行っても同じだよね。
っていうか、爆豪の考えがよく分からない。
だって、話したのは昨日が初めてだもん。
本当に、あの時。
私の最後の登校日に会っただけ。
それに爆豪は何も言わなかったが、私の母親がヴィランだって事は知ってるはずなのに…
「…来ねェかと思ったわ」
『あ、』
ベンチに腰掛け、ぼーっと空を見上げていると聞こえた声。見るとそこには昨日と同じ、制服姿の爆豪。
『自分が来いって脅したくせに』
「だとしても普通来ねェだろ」
『じゃあ帰ろうか』
「あ？一歩でも動いたらぶっとばす」
えぇやだこの人やっぱり怖い。
爆豪は立ち上がるのをやめた私を見ると、足を鳴らして1人分空けて同じように腰を下ろす。
「スマホ貸せや」
『持ってません』
「あ？手に持ってんのは何だよ」
『電卓ですけど？』
「……」
ちょっとふざけただけじゃんか。
そんなに睨まなくたって…
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まあり(プロフ) - 冬海さん» わぁぁっ読んでくださりありがとうございます（ ; ; ）コメントもとても嬉しいし励みになります…！ (2021年7月22日 20時) (
レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
冬海 - 続編とってもうれしいです、これからも頑張ってください！ (2021年7月22日 18時) (レス) id: cc011a7ffe (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - 愛留さん» 嬉しいですーっ！！読んでくださりありがとうございます（ ; ; ） (2021年7月12日 16時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
愛留(プロフ) - いつも読んでます！続き楽しみにしてます！ (2021年7月12日 8時) (レス) id: 7830b54e4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2021年7月9日 22時
