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それなのに、どうして…
「……チッ、」
『……』
モヤモヤするの。
無言は肯定。
私の当たり。
やっぱり告白だったんだ。
爆豪はふいっとそっぽを向くと、「だったら何だよ」と低い声でそう言う。
だったら？何だろうね。
私はそこまで馬鹿じゃない。
自分の感情くらい分かってる。
『いや別に何もないけど？』
「即答うぜェ」
『いや私に何を求めてんだよ』
「妬け」
『は？』
「嫉妬しやがれ」
『自分で言うのそれ』
爆豪がフンと鼻を鳴らしながら言うのが少しおかしくて小さく吹き出す。
嫉妬。やきもち。
うん、そうだね。
自分の感情くらい分かってる。
分かってたのに。
「じゃあ俺が他の奴のもんになってもいーのかよ」
『どうぞ』
嘘。
どうぞなんて。普通に嫌だ。
誰のものにもならないで欲しい。
あの子とは違って、可愛くない、私。
自分の気持ちを認めることもできない私がそんな事言えるはずがなくて。
伝える事もできないくせに。
「………じゃあ何で俺の制服掴んでやがる」
『え、』
赤い瞳が自分の袖を見るからそれを追えば。
そこには今爆豪が言った通り、確かに彼の服を掴んでいる自分の手。
『なっ……！？』
何してんの私！？
無意識！？
自分の行動に驚いて、目を見開いてぱくぱくと大きく口を開ける。
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まあり(プロフ) - 冬海さん» わぁぁっ読んでくださりありがとうございます（ ; ; ）コメントもとても嬉しいし励みになります…！ (2021年7月22日 20時) (
レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
冬海 - 続編とってもうれしいです、これからも頑張ってください！ (2021年7月22日 18時) (レス) id: cc011a7ffe (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - 愛留さん» 嬉しいですーっ！！読んでくださりありがとうございます（ ; ; ） (2021年7月12日 16時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
愛留(プロフ) - いつも読んでます！続き楽しみにしてます！ (2021年7月12日 8時) (レス) id: 7830b54e4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2021年7月9日 22時
