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「でさあ！」
「かっちゃんそんなこえー顔すんなってぇ」
「ふざけた呼び方してんじゃねェ」
「おっ、見ろよこれ漢らしくねぇ！？」
『……』
何で？
誰？
いや、見覚えはあるんだけど。
何この状況。
私は爆豪に言われた通り。ちゃんと支度した。
…隙をみて窓から逃げ出そうとした私を爆破しようとするから大人しくね。うん。
「着いてこい。逃げ出そうとしたらみろ？今度こそぶっ潰す」
と。どすの利いた声で脅されて、まあ着いてきたわけよ。
そしたらこれ。
私の前には金髪と赤髪。後ろには黒髪と爆豪。
みんないつか見た人達。
確か私のバイト先に爆豪と一緒に来た人達。
…この歩き方も何。
私を真ん中にした歩き方は。逃げ出そうとしたらなんて、そんな事出来るはずないよねこんな歩き方してたらさ。
それに見てよ。周りからの視線。
やっぱり、ヒーロー科は有名なのか。
ちらほら黄色い声や、視線が飛んでくる。
まあでも見た感じ、爆豪も含めイケてる人達だもんなぁ。
私は一体このままどこへ連れて行かれるのだろうか。
はっ…まさか集団リンチでもされる！？金巻き上げられたり…
数分後
「うっわー。これ取れねぇな！」
「結構金かけたのにな！」
「そろそろ諦めとけって！なぁ、ばくご…」
「チッ」
「えっ、なになに！やってくれ……ってうま！！何！？一発取り？やっべ才能マン！！どこまで才能マンなんだよ！！」
「うっるせーよ！！口爆破すんぞ！！」
「おー怖」
『……』
あれぇ…何…？ここどこ…？
私の目の前にはたくさんのクレーンゲーム機。そして聞こえてくるのは機械音や音楽。
全然リンチじゃなかった。
黙って着いてくれば、辿り着いたのはゲームセンターで。
そしてすんごく盛り上がってる。
爆豪はあんな風に怒鳴ってるけど、みんな楽しそう。
で、結局どうして私がここにいるのか？
知らない。誰も何も言わないし普通に他愛のない話をするくらいだから。この人達もまるで私が前から知り合いだったかのようにフレンドリーに接してくれる。
怖い。雄英科怖い。
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まあり(プロフ) - 冬海さん» わぁぁっ読んでくださりありがとうございます（ ; ; ）コメントもとても嬉しいし励みになります…！ (2021年7月22日 20時) (
レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
冬海 - 続編とってもうれしいです、これからも頑張ってください！ (2021年7月22日 18時) (レス) id: cc011a7ffe (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - 愛留さん» 嬉しいですーっ！！読んでくださりありがとうございます（ ; ; ） (2021年7月12日 16時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
愛留(プロフ) - いつも読んでます！続き楽しみにしてます！ (2021年7月12日 8時) (レス) id: 7830b54e4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2021年7月9日 22時
