Princess Story

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次に命じられたのは馬の世話。





家に馬は一頭だけだけど飼ってたから世話には慣れてる。本当だよ？





こうやって撫でてあげれば馬は喜ぶんだよね。




ほら、大丈夫。




ある程度馬小屋の掃除をして餌を与える。





本当に美味しそうに食べるなぁ。



“ぐぅ〜〜。“


やだ。




私のお腹が盛大になる。





その瞬間馬が暴れだす。




え？！なんで？！？！




前足を宙に浮かせる馬。





一頭が暴れだしたことによってまわりの馬も何事かと暴れだす。




ちょっと落ち着いて？！





私のお腹が鳴ったせい？！




「どおどお！！！」





「ほら大好きなにんじんだよ〜！」





「良い子だから！ね？！」




なんとかなだめて落ち着いてきた馬たち。





お腹が鳴っただけで馬を暴れさせるなんてすごいね私。




いや、そんなことよりこれどうしよう…。






まわりには馬が暴れたせいで(もとはといえば私のせいなんだけど)せっかく片付けた馬小屋がぐちゃぐちゃになっている。






…大丈夫じゃなかった(三回目)。





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