Episode.32 ページ36
20××年 △月○日 ＿＿＿＿
ブルーロックでは、二次セレクションが始まっていた…
『ふぅ、忙し〜っ！！どこへ行っても洗濯、ドリンクばっかり…！！このままじゃ腕がムキムキになっちゃうよ…！！』
一次セレクションよりかは人数が減っているものの、A1人では仕事をこなせるわけも無く、せっせと忙しい日々が続いた。
『はぁ…忙しくて世一達の試合も見れないし、全身筋肉痛で痛いし、もういい事ないんですけどーっ！！！』
二次セレクションが終わった、休暇とってやる…！！とAが気合を入れていると、トントンと後ろから肩を叩かれた。
『はいなんですかぁ？今ちょっと忙しいんですけ……どっ！？』
悪態をつけながら後ろを振り返ると、水色がかった髪色をしたショートカットの美人が立っていた。
｢今忙しやった？｣
かんにんかんにん、と京都弁を話す美人を見て、思わず2度見してしまう。
『はわわ、顔面国宝…っ！！！いえ！全然大丈夫ですっ！！何か用でございましょうか！？！？』
(やばいっ！！今度こそ美少女来たよ！？いや待てこの顔面……この際男の子でも関係ない。嫁にしたい。)
あまりにも顔が美しすぎたので、Aがテンパっていると、美少女は天使の笑を零した。
｢ふふ、そんなにかしこまらんでもえぇよ？急に話しかけたんこっちやし。｣
『……グハッ！！！』
天使の笑みにやられたAは大袈裟に心臓を押えた。
(何この子…天使？あ、もしかしてここ天国？？？だよねうん間違いない、私きっと過労死したんだ…)
｢え？どないしたん……？？僕なんかやらかした？｣
苦しそうに悶えるAの背中を優しくさする美少女。だがAには逆効果だったのか、余計苦しそうにしだした。
『ぐぅ…っ！大丈夫、私は大丈夫だよ美少女ちゃん…！早く要件を言うんだ…！！』
｢あー、僕女の子やないんやけど……｣
申し訳なさそうに訂正する美少女(?)ちゃんにAはカチーンっと固まってしまった。
(知ってたし……？千切くんの時もそうだったもんね。むしろブルーロックの中に女の子がいるなんてありえないよね、そうだよね…)
『すみませんでした…。』
間違えてしまったことを謝ると、えぇよ気にせんでも。と許してくれる美少年くん。
｢僕は氷織羊、よろしゅう。｣
そう言うと、彼は小さくペコッとお辞儀をした。
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黒糖さまでーす - 良い (2023年3月29日 18時) (
レス) @page18 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます(；；)めっちゃモチベになりました…！これからも頑張りますので宜しくお願いします(*´˘`*) (2023年1月4日 2時) (レス) id: 708c48853c (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - りおさん» りおちゃんありがとうございます- ̗̀ ෆ( ˶'ᵕ'˶)ෆ ̖́-どんどん湧いてくるのでガンガン文字に起こしていきます……！！！もっと色んなキャラと会わせたいんですけどねっ！！ (2023年1月4日 2時) (レス) id: 708c48853c (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 私このお話すごく好きです！めっちゃ応援してるので頑張って下さい！！ (2023年1月4日 1時) (レス) @page25 id: 6e1da832f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2022年12月24日 11時
