Episode.18 ページ20
一方取り残された2人は……
「……くそっ！潔のやつぜってーAちゃんとなんかあるじゃん！！！」
「あぁ、許せねーな。俺達もAちゃんの連絡先をGETするために、トレーニング頑張るぜ！！」
Aの連絡先をゲットするために燃えていた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『……くしゅんっ！！』
ずずっと鼻をすするA。
誰か私の噂してるのかな……？きっと、Aちゃんは俺のだ！！いーや俺のだ！！って噂されてるに違いないね…！！
Aは心の中で調子に乗っているが、あながち間違いではなかった。
にへへ、とAが頬を緩ませていると、世一が口を開いた。
「さっきはごめん……！！俺、なんかおかしくて…」
こんな気持ち初めてで…と深刻そうな顔をする世一。
『いーよいーよ！！気にしてないからーって言ったら嘘になっちゃうけど…まぁ、さっきの世一かっこよかったし…？』
でもやっぱりいつもの世一が可愛くていいかな〜？と笑うA。そーゆうとこなんだよなぁと潔は思った。
「うん…」
『ってことで気を取り直して、食堂行きますか！！』
ほらほら早くっ！と世一の背中を押した。
「ふっ、そんなに焦らなくても、食堂は逃げないって！」
世一はAと二人でいれることが嬉しくて、満足そうに笑っていた。
「あ……Aいた。」
凪誠士郎に会うまでは。
『あっ、凪くん！！さっきはごめん！！凛がちょっと気になっちゃって〜』
潔はあぁ、まだライバルが沢山いるのかと肩を落とす。
「……別にいいけど、あー急にめんどくさくなってきた…A、おんぶして〜…」
A探しに疲れた……と言うと、ぐで〜っとAにもたれ掛かる。
「なっ…！！？」
『ごめんごめんって重いよ凪くん！！……私の事探してたの？？』
可愛いけど重すぎるしデカいよ……と少し苦しそうだ。
潔はチラッと凪と目が合ったと思ったら、んべーっと下を出された。
(こいつ……！！わかっててわざと…！！)
「だって会いたかったんだもん……褒めてよA。」
『はいはい、よーしよし。これでいいかい！！私は世一と食堂に行くっていう用事があるから…！』
「えぇ……じゃあ俺も行く…いいよね？」
「……いいけど。」
『じゃあせっかくだし3人で行こっか？』
バチバチと火花を散らす2人を他所に、Aは
ふふふ、両手に花……幸せだァ！！と幸せそうだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 733人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒糖さまでーす - 良い (2023年3月29日 18時) (
レス) @page18 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます(；；)めっちゃモチベになりました…！これからも頑張りますので宜しくお願いします(*´˘`*) (2023年1月4日 2時) (レス) id: 708c48853c (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - りおさん» りおちゃんありがとうございます- ̗̀ ෆ( ˶'ᵕ'˶)ෆ ̖́-どんどん湧いてくるのでガンガン文字に起こしていきます……！！！もっと色んなキャラと会わせたいんですけどねっ！！ (2023年1月4日 2時) (レス) id: 708c48853c (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 私このお話すごく好きです！めっちゃ応援してるので頑張って下さい！！ (2023年1月4日 1時) (レス) @page25 id: 6e1da832f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もなか | 作成日時：2022年12月24日 11時
