検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:682 hit

Nolife4 ページ6

Noside

魔法界において、あらゆる魔法使いを輩出した名門校。
温柔敦厚で、魔法のみならず人格をも重んじる。
全寮制であり、内部進学者と編入生が二人一組となって共同生活を送るのがしきたり。入学時に生徒の特性をユニコーンが判定し所属寮を決める。
試験を受ける受験者達は杖の手入れとか魔法書のチェックをしている。それに対してマッシュ・バーンデッドは空気椅子をしながら筋トレをしていた

「…もうなんも言えない…」

寧々は困り果てていた。彰人は魔導書を読めず、瑞希は気まぐれすぎて魔導書を読まない。そしてマッシュは筋トレ。頭痛がするレベルである
そして後ろにレグロたちが隠れている。3人は気づいてないが寧々は気づいていた。

「初めまして諸君。今回の編入試験を担当するクロード・ルッチだ。よろしく。」

火の中から人が現れた、周りは次に来る魔法使い今年度7位だとか若くして数々の高度な魔法を取得したとか口々する。

マッシュや、瑞希、彰人は

「「「わざわざ火の中から出てくるとか熱そうだな。」」」

と口にした、寧々は心の中で言っちゃったよ、でも正直7位って微妙だなと溜息をつき魔導書を読んだ

(あいつらは絶対に落とす。そしてあの女はまともだし可愛いよし合格だな)と最低な思考をしてるルッチに対し寧々は背筋が凍った。

「ではさっそく1次試験を始める。全員、席に着け。」

席は見渡す限りないのに地面から机が出て、上から羽根ペンと紙がふわりと落ちてきた寧々達はそれを受け取った途端マッシュは言った

「最初から準備してある部屋に連れてってくれればいいのに。」
「ほんとにねぇー!」
「ま、いいんじゃねぇの?」

ルッチはまた思った殺すと。寧々は思っても言わないのと宥めつつ席に座り紙を見るとモゾモゾと動いていた

「うわ、キモっ」

寧々は顔を青ざめて時間も無いのにどうしようと思った途端スマホが光りだし画面には見覚えのある髪型がいた

「!み、ミク!?…どうしたの?」
『良かったァー!司クン達心配してたよー!』

久しぶりに聞いた声に嬉しさを覚えながらミクから小声で話を聞く

『そこの世界は魔法の世界なんでしょー?実はねー!寧々ちゃん達の想いの曲がなんでか魔法になっちゃったみたいなのー』
「!?本当に!?」
『うん!試しにしてみてー!』

寧々はミクの言葉を信じて杖を出し口にする



「いつまでも、そばにいるよ。『星空オーケストラ』」

Nolife5→←Nolife3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:マッシュル , prsk
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:咲兎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/  
作成日時:2024年2月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。