Nolife2 ページ4
彰人side
『じいさんも知ってて隠してたんだろ?あのガキを。有史以来この世界で魔法が栄え続けているのはなんでだ?
魔法の使えない下賤な血を徹底的に間引いてきたからだ。社会を回すため必要な犠牲だ。もっと簡単に言や権利がねぇのさ…生きるためのな。……いや生きてちゃいけないの間違いかな?』
…は?
俺は無性に腹が立った。マッシュは人一倍苦労してる分人一倍努力しているそれを侮辱する言葉や行動が許せない。レグロさんも抗議して草薙と暁山が魔法で守っていたがどうやらレグロさんは殴られ、2人は捕まった
「逃げろマッシュ!!!アキト!!!」
「ちっ、このジジイ!!おい!この調子じゃ近くに居るはずだ。探せ!!!」
「やっ、やめてぇ!!!!東雲くん!!逃げて!!」
草薙と暁山が俺の名前を呼ぶ、マッシュを連れて逃げろだと?俺にはそんな事は出来ない、後悔はしたくなかった冬弥や杏、こはね…ミク達に背中を押された日から俺は下を向くのを辞めた
マッシュはそれを汲み取ったのかドアを壊してでも開けた
「テメェ!!さっきはよくもやっ_____」
マッシュは警官の服を破き、往復ビンタをかまして気絶させた。マッシュと同じくトレーニングもしてたためもう1人の警官の背後を取り草薙と暁山に目を瞑ってもらい
「わりぃな、だがな命の恩人と仲間を傷つけたのが仇になったな」
と吐き捨て手刀をかまし、草薙と暁山を助け、草薙に頼みレグロさんに駆け寄って治癒魔法をかけた
「レグロさん!!
傷は癒えてレグロさんを後ろに下がらせ魔法の杖を出す
「なぜ、逃げなかった…アキト、マッシュ」
「「家族だから/な。」」
思いは変わらない。命の恩人でも過ごしたら家族。俺はそんな暖かい所に包まれ草薙、暁山達と過ごした仲間であり家族。偽善みたいだが偽善でも構わない。
「僕にとって4人しかない。」
「レグロさんには沢山の恩があるし、草薙達は俺と同じ元の世界で過ごした仲間。…わがままでごめんな
でも、まぁ、とりあえず_____」
「「お前ら全員地獄行き。」」
マッシュは人差し指、俺は親指を下に向けそう放った。
俺の魔法は戦闘向きだがそこまで強くない。だが二本線だ、そこら辺の魔法士より優れてる
「面白いこと言うなあ___
そっちの男はは魔法は使えるらしいなぁ?まぁ俺より強くねぇんだろうけど片やそっちは魔法使えねぇのにどうやってオレとやり合う気だ?」
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作者名:咲兎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時:2024年2月20日 0時