俺/私/ボクのいたセカイに帰してくれ！！【マッシュル-MASHLE-】【Prsk】 (ページ12)

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Nolife10 ページ12

彰人side

無事に俺達は合格し面接も乗り越えたのだが、草薙の胃痛は収まらなかった。それはまた授業中に起きた

「今日は最も基礎的な"鍵を開ける"呪文を学びましょう。」

基本の基本の鍵を開ける魔法、俺達も練習したこの魔法は何かと覚えたら簡単な魔法だ。俺と草薙、マッシュは同じクラスだが暁山は別クラスになった寮は一緒だがクラス別はまぁ当たり前かと思ってた

「それでは実際にやってみましょう」
「『オプティアース』」
「ふぅ、まぁこんなとこだ「ﾌﾝ」ろ…」

マッシュの方を見ると壊れた鍵があり、草薙の方を見るとドン引いた顔があった…これは後で怒られるだろうなと思いつつ先生から教えてあげてと言われた…いや、教えるにも何も…と思いながら杖を渡し机の下でもう一本の杖を取りだし

「マッシュいいか？こうして『オプティアース』って唱えるんだ」
「わかった、…『オプティアース』」

マッシュが唱えた途端に俺は魔法を使い鍵を開ける。マッシュは出来たと先生に言いやれば出来ると言っていたがまぁ俺が魔法を使って開けたんだがな

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ここは寮であると先程言った通り内部進学組と編入組と組み合わせられるのだが俺と暁山、草薙はまだ分からないことがあるため編入組も混じえた組み合わせになる

「あー…えっと…よろしくね」
「…ふん、お前確かネネというやつと同じか」
「!?…確かにネネ・クサナギさんは友達だけだど…君は」

水色髪に土星のピアスみたいなのをつけた男子生徒が居たこの人が自分のルームメイトになるのかと思いつつ草薙から聞いた話を思い出す。水色髪の人はシスコンだと…いやこいつかよと俺は思いながら名前を聞く

「俺はランス・クラウンだ、お前は」
「アキト・シノノメ、よろしくねラン…「お前、猫かぶってるな普通でいい」…はぁ…分かったよよろしくなランス」
「時にアキト、この世で1番尊いものはなんだ」

…俺にも聞かれるのかよ…