愛すなら愛してよ【prsk＆2434】 (ページ6)

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Darjeeling4 ページ6

「やっほー！翠乃いるー？」
「えっ、白石先輩!?!?なんでここに？」
「俺もいるぞー」
「えっ、お兄ちゃんも東雲さんも青柳さんも小豆沢さんもなんでここに！？」
「ちょっとちょっと〜！ボクもいるけど！？」

周りがザワザワし始めたそれはそうだ
ここの卒業生である白石先輩、私の兄の担任をしてる生徒＆白石先輩のご友人の暁山さん、白石先輩のチームメイトの小豆沢さん、東雲さん、青柳さん
イケメン3人に美人3人ときたらそりゃあザワザワするものだ

「えっ、翠乃知り合い！？白石先輩は分かるけども」
「あーえーっと1人は私の兄、ほかの4人は先輩のクラスメイトとチームメイト」
「へー...えっ！？お兄さん！？」
「こんにちは、いつも妹がお世話になってます」

そっか、この子は初めて見るのかめちゃくちゃ目を丸くしてる

「お兄ちゃん来るなら言ってよ...もう...」
「ごめんて...妹の驚く顔見たくて」
「...許した...許す」「ふふ、あんがと」

帰っていいか??と東雲さんが言う
さすがに下校時刻なのでそろそろ帰らなきゃいけない
友人2人とお別れをし白石先輩達とも別れる

「今日のご飯なにがいい？」
「翠乃の作る料理ならなんでも好き」
「ふふ、はいはい、大好きだよお兄ちゃん」
「あぁ、俺もだよ翠乃」

優しい空気が2人を包む
この世に造花より綺麗な花などないと言うけれど
果たしてそうだろうか

なぜならこの世は嘘で、できてる

「貴方なんて大嫌い(愛してる)」

ここから始まるのはとある少女の逃避行