愛すなら愛してよ【prsk＆2434】 (ページ29)

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空が似合う君へ羽仁birthday ページ29

大遅刻ですみませんあとその時テスト期間でした…
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お兄ちゃんは、いつも抜けていてぼーっとしてるけど

『翠乃！』
『翠乃…泣くな俺がいる』
『翠乃!!!!』

何処か必死で私を守ろうとする貴方の姿優しい自然を抱いたような匂いは変わらない
私を抱きしめ安心させる

「お兄ちゃんおめでとう」
「ん？おぁっ、り、りの…おまえ…」

兄は今にも泣きそうになりながら私を抱きしめ凄く喜び温もりを感じた

「今日はお兄ちゃんの誕生日もあるから張り切っちゃった！」
「り、りのぉぉおおおおおお!!!!」
「お、お兄ちゃん!!しぃーーー！」

あまりにも号泣し過ぎだと思い兄を宥め席に付かせた、兄が好きなオムライス、さらにシーザーサラダといった1目見た感じだととても普通、だが兄が私の作ったものならなんでも好きと答えるので困った際はオムライスだ。
美味しそうに頬張る兄、とても幸せそうに笑っているのを見て私は思わずふっと笑ってしまった兄がこんなに美味しそうに食べてるのが1番好きなのだ

「…お兄ちゃんおめでとう」
「…？おう、ありがとうな翠乃」
「ふふっ、どういたしまして」

私は笑いかけ食べ終わった食器を台所へ置き兄が大好きなチョコレートケーキを用意した途端兄がまたまたびっくりしたかのように嬉しそうに飛び跳ね私に抱きついてきたりした。

「…本当に幸せだわ…こんなに兄想いの妹がいて」
「もー！ほんとに過保護！」

そんな事を言いつつも私は本当に幸せだしなんならこの平和を壊れないで欲しいと願う

「食おう！用意するの手伝うわ！」
「ありがとうお兄ちゃん」
「おう！」

兄は微笑みながら私の頭を撫で白い皿を2枚用意し金のフォークをカチャっと鳴らしながら机に置く、誰かが泣いたような気がしたがこぼれた音も掬ったら笑って欲しいなと願う。

自然を抱いたような匂いが似合う君はマーガレットを

マーガレットの花言葉は「恋占い」「真実の愛」「信頼」
そして鳥は、オシドリ鳥言葉「死が二人を分かつまで」

おめでとう綺麗な一花と綺麗な鳥よ

綺麗に飛び立つオシドリに綺麗に舞うマーガレット

ライトグレーの髪を靡かせては彼は消え去る

お誕生日おめでとう、空見羽仁。