爆弾発言 ページ20
ガチャリ、と鍵がかかった音にAは肩を震わせた。
刹那、素早い動きで悠馬くんに手首を掴まれ、壁に押し付けられた。
「っ！……」
凄い力で逃げられない。
俯いていていた悠馬くんが顔を上げた。
野坂「…………A」
そっと自分の名前を呼ぶ声。そこには色んな感情が詰まっている様な気がした。
目がぱっちりと合い、暫く沈黙が流れた。
悠馬くんがゆっくりと顔を近づけ、触れるだけのキスをした。
恥ずかしさに顔を赤らめてしまう。
野坂「……まだわからない？」
お互いの顔が離れた後、悠馬くんが言った。
何の事か分からなかった。
「さっきのヒロトくん達の事？」
悠馬くんはそれも関係あるけど、と言ってから続けた。
野坂「この際言うけど、僕は君の事が好きだ。じゃあ何で僕は君を妹にした？」
突然の告白に頭が追いつかない。
「え、えーっと…………」
野坂「そもそも、Aは僕が本当に君を妹にしたと思っているの？」
「……え？悠馬くん、私の戸籍いじったって……」
野坂「戸籍なんかそう簡単に変えられる訳無いでしょ？」
悠馬くんが悪戯っ子の様に微笑んだ。
「う、嘘だったって事！？」
野坂「あくまでも君を合宿所に誘う口実さ」
さぞ当たり前の様に爆弾発言をする。
「でも、何で今このタイミングで……」
私が気付く気配は無かった。なのに何故……
野坂「A、スマホ見て」
悠馬くんから解放され、机の上に置いてあったスマホを見た。
そこにはーーーーー
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氷の疾風(プロフ) - アインツバル(家のパソコン)さん» おおー。すっっっごく嬉しいです！！これからも更新頑張っていきます！！ (2019年10月20日 0時) (
レス) id: 61b7fc8a8d (このIDを非表示/違反報告)
アインツバル(家のパソコン) - うおぉ、すっっっごい俺得な神作品を見つけてしまった…！作者様の文才が羨ましいですね……これからも応援してます！ (2019年10月19日 21時) (レス) id: ae0283035e (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 氷の疾風さん» お返事ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2019年9月3日 19時) (レス) id: 9f238923bb (このIDを非表示/違反報告)
氷の疾風(プロフ) - のあさん» 好きと言って頂けてとても嬉しいです！ご期待に添えられる様頑張ります！ (2019年9月3日 13時) (レス) id: 61b7fc8a8d (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 好きです！楽しみにしてます！ (2019年9月2日 21時) (レス) id: 9f238923bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の疾風 | 作成日時：2019年6月22日 16時
