恋物語。青春〜第2章〜

68話 ページ33

らっだぁの部屋に入ると

「大きいかもしれないけどこれ着て」

彼の服が渡された。

『え？何で？』

「濡れてるからでしょ！」

『わかったよ…』

洗面台の部屋を借りて着替えを済ます。
出てくると話が始まった。

「女の子なんだからさちゃんとしよそういう所」

『…ん？』

「……///透けてたんだよ！」

……あっ////

『ご、ごめん…』

恥ずかしいので下を向くがらっだぁは何も言わなくなったので顔を上げるとらっだぁが目の前に居なかった

……ぎゅ

優しく包み込まれた、勿論やっているのはらっだぁ。

『らっだぁ！？//』

「……可愛い」

抱き合ったまま時間が過ぎてく何となく外を見ると

雨が土砂降りで…雷も…鳴って……

いつの日かわからない記憶が頭をよぎる

【お、お姉ちゃん…た、助けて…】

【〇〇！？なんでこんなことに…】

【え……？流されないで！しっかり掴まって！】

【…お姉ちゃん…私の分まで…生きてね……】

【ダメ！待って！捕まって！〇〇？】

【〇〇ー！】


……ｷｰﾝ

金槌が頭を叩くようなとても痛い痛み。

『…やめて…〇〇……』

「……？A？」

私はらっだぁ突き飛ばした。

「うおっ…え？」

『来ないで…〇〇……ｸﾙﾅ…』

思い出せてない記憶はこんなに痛い思い出なの？

「A！」

私はその場に倒れた。







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