22話 ページ23
【某日】
『ねぇ。らっだぁ』
ら「んー何？」
今、貿易書類の整理をしている。
私思ったんだ。
『いつこの世界が仲良くなれると思う？』
何故人は傷つけあうと思う？
自分の地位の為？
私にはサッパリわからない。
ら「子供っぽいことを言うねwんー…」
【自分が支配出来たらかな】
『支配出来たら？』
ら「うん」
『それまで人を殺しても何とも思わない？』
彼は驚いていた。
あ……何言ってんだ私。
今まで殺してきたくせにね。
『www何でもない忘れて』
ら「思うよ。」
『へ？』
ちゃんと答えてくれるとは思わなかった。
ら「大切な人を守る為もあるし。俺は理由を持って戦ってる。」
「同じ気持ちの人はいると思うけど、自分の権力のために戦ってる人は治める意味はないって思ってる。」
「人を犠牲にしてしまうのは残酷だけど。」
「少しでも平和な暮らしの未来が見えるまで」
「もう少し待ってて欲しい。」
「大切な人を傷付けたくないから」
「って感じかなw重かったねw」
『う、うん』
私はとても感激した。
考えてやっているんだなぁって。
殺した人の事も考えてた。
昔の私はとても病んでるねw
『話変わるけど。大切な人って何？』
『きょーさん達？』
彼は少し照れくさそうだった。でもちゃんと教えてくれた。
でも真剣だった。とても瞳の中が透き通っていた。
「きょーさん達もそうだけど」
と言って私の方を見た。
「Aが一番大事…」
『……へ？』
その時の瞬間は今でもとても覚えている。
その時はとても静かで、でもうるさかった。
私の心臓が。
【Aを愛してる】
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しとぽん(プロフ) - かなづきさん» 落ち着いたら更新しますね！ (2020年8月17日 12時) (
レス) id: 3f9b39489b (このIDを非表示/違反報告)
かなづき - り、リプ返ありがとうございます、、ぐすっ、、しとぽんさんの作品よずぎるぅ、、、次の作品もたのしみれずぅ、、(泣) (2020年8月15日 19時) (レス) id: e181100514 (このIDを非表示/違反報告)
しとぽん(プロフ) - かなづきさん» ありがとうございます！ (2020年8月15日 18時) (レス) id: 3f9b39489b (このIDを非表示/違反報告)
かなづき - ねぇぇぇぇ！！めっっっちゃいい話泣きそう、、、うわぁぁあん！！ (2020年8月15日 0時) (レス) id: e181100514 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しとぽん | 作成日時：2019年8月12日 20時
