恋物語。青春 (ページ24)

今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:41,748 hit

23話ページ24

【夏祭当日】1日目

『やべぇ！遅くなったぁ！！』

何気に浴衣セットとか時間かかるんだよな笑笑

↑メイクさん(ベイちゃん)が物凄くしてくれた。

『らっだあ達もう来てる！』

うっすらと浴衣ぽいなぁ！

『ごめん！遅くなったぁ！！』

ら「あ！やっと来た……よ？」

ぐ「おっそい……ぞ？」

『めんごめんご！時間かかっちゃって！……？』

なんでこんな無言なの？

と、思っていたら。

レ「可愛い！てか綺麗！」

き「ほんま！ええやん！」

コ「きれーい！」

『あ、ありがとう？』

なんだろう笑こんなべた褒めし……あっ…

これが天ぷらちゃんが言ってた。

溺愛。のこと…

『(ボン！////)』←一気に照れるタイプ

A以外「(なんか……一人で考えてる)」

『あっ！ごめんごめん！行こ！』

ら「笑……行こ！」

み「……うん」

き「いやぁ！楽しみやな！」

……
生徒会本部(夏祭だけの)に向かっている最中

『……』

……溺愛……。

中一のやつは、ノリで付き合っちゃったから……

……なんか悪いことしたなぁ…

私は、みんなを忘れて考えていた。

みんなの事そんなに思ってなかったけど……

……

考えるのも有りかな？

『!!え？やば！』

やば！置いてかれた！(自分が考えていたせい。)

『やべぇ…私、マップ把握してない……』

こういう時に、サボったことが……(え？)

ちょっと、花火が始まる前に……。
(花火あります笑笑)

私は、生徒会専用の見るところへ向かった。

『ここにいれば…あ！電話しよ！』

……プルプル……ただいま(ブチ！)

『はぁ！何なのよもう！(周りを見なかったせい。)』

と。
アナ【もう、あともう少しで花火が始まります！】

『ああ！やばい！みんなと見たかったのに……』

みんなと始めから見たかったなぁ……

と。そこに

？？「いた！A！」

『！！』

ぐっち！

ぐ「はぁ…何してんだよ心配したんだからな」

『ごめん……』

『「……」』

あのこと考えてたから気まずい…泣
二人の間に沈黙が。
と

「なぁ…」

『はい!!』

あんまり見た事がない。真剣な顔が。
私の知ってる彼ではなかった。

「…浴衣本当に綺麗だよ。」

『あ、ありがとう……』

「俺……」

アナ【花火まで！3…2……】

「…Aのこと……」

【1…！】

「好きなんだけど。」

ヒュゥ……ドーン

『へ？』

その言葉も、その音も。しっかりと聞こえた。
私は、頬を赤くしながら、彼の瞳を見た。
綺麗な顔を、綺麗な色が鮮明に残った。