この暮らしを色鮮やかに！【vol.5】

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俺は自分の位置に来た。

…懐かしいなぁ

もし自分を選んでくれたら…なんてね

無理だよ

俺はあんなことしたのに。

傷をつけたのに…

期待してる自分が嫌だ

重いこんな自分につり合う訳が無い。

「…好きっ」

もうこれっきり言えないと思うから言っとこう

『ん？なんて言ったの？』

「………え？」

何で？ここに居るの？

「何で…ここに？」

『好きだから』

嘘…だろ

「ほ本当に…俺なの？」

『本当だったらここに居ないでしょ笑』

…

君と過ごせた日々は宝物だ。

このことを好意だとわからなかった日々がおかしいと思う。

『ちゃんとした告白するね』

【ぴくとのことが好きです。】

い、言ってしまった…

めっちゃ恥ずかしい…

ぴくとは信じられないのかぽかーんとしている

『ぴくと？』

「え…本当に？俺でいいの？」

『ぴくとだから良いんだよ。今まで隣にいてくれてありがとう！』

「告白俺からした方が良かったなぁかっこ悪い」

『どうでもいいよ！ぴくとだから！』

「俺も好きだよ。喜んで」

と言われながら抱きしめられた

この温かさは落ち着く。

ぴくとの気持ちが伝わってくる


きっとこの気持ちはずっと変わらないだろう

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