【銀魂】副長の妹はイケメン少女3 (ページ49)

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第147話ページ49

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銀時side

うなされながら俺以外の他の男の名前を呼ぶA。俺は何とも言えない気持ちになる。

「わざと言ってんじゃねぇだろーな、ほんとは起きてるとか許さねーからな」

『...』

俺はAに何も反応がない事が分かると、ゆっくりAに顔を近づける。
しかし、唇が触れるか触れないかの所で思いとどまった。

(お、落ち着け銀時。さすがにこれは犯罪じゃないのか。意識のない状態の(一応)女に無理やり口付けとか傍から見たら完全に俺変態犯罪者じゃん)

俺は自分を落ち着かせるため、Aから離れる。

(たく、なんでこんな男みたいな女好きになっちゃうかなー、しかもまだ未成年だし、あのマヨラーの妹だし、幼馴染みの同い年とかいるし。)

『...んん、あれ？銀時？ここは...万事屋？』

Aが急に目を覚まし、俺は慌てふためく。

「お、おお起きたのか！」

『あぁ、すげー頭が痛いんだけど、私なんかあったか？』

「大丈夫か？！バファ〇ン飲むか？！」

『もしかして私風邪で倒れたとかか？ここまで連れてきてくれたのか？』

「ま、まぁそうだな」

『すまねぇな、わざわざ』

そういうとAは立ち上がろうとした。

「おいおい、まだ熱は下がってねぇんだから寝てろって」

『でも風邪のウイルス撒き散らしながらここにいるなんて』

「んなこと気にすんなって、あとで真選組に言って迎えに来てもらうから」

『悪いな...』

「そうだ。そんな隊服じゃ落ち着かねーだろ。銀さんの服で良かったら貸すから。ちゃんと洗濯してるやつ」

俺はそう言って、いつもの上に着ている白い着物を渡した。

『ありがとな』

「じゃあ、俺は隣の部屋いるからなんかあったら呼べよ」