第138話 ページ40
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寝床につくと桂はものの3秒ほどで寝てしまった。顔に似合わず大きないびきをかいている。
すると、洞窟に誰かが近づいてくる音が聞こえた。
(まさか...桂の言っていた熊?!)
そう思い、何も出来ず固まっていると、
「はぁ...やっと見つけやした...」
「おい、待てってお前明かり見つけてから走るの早すぎなんだって...」
『総悟に銀時?!』
「こんなところで暖とってたんですかィ」
『今までずっと探してたのか?』
「ったりめーだろが!」
「いや旦那はもう戻ろうとか何千回も言ってやしたけどね」
『二人とも...』
「てか、隣で寝てるのって...え?!Aが2人?!」
『いやどう見ても桂だろ!!確かに髪型は似てるけど!!』
「へぇ...こんな場所で敵の桂とそんな姿で1晩過ごそうとしてたんですかィ」
総悟は私の格好を見るなり、かなり怒っている様だった。
『こ、これは吹雪に埋もれてずぶ濡れになったからであって!!』
「んなことより早く帰ろーぜ、ゴリラに迎えに来るように連絡してくれ」
銀時がそう言うと、総悟は携帯を取り出した。
「なんてこった、圏外でさァ。」
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闇染 - 総悟のかわいさ・・・。 (2018年10月13日 22時) (レス) id: 81cab5b818 (このIDを非表示/違反報告)
闇染 - 貴方は神ですか!?すごく面白いです! (2018年9月19日 18時) (レス) id: 81cab5b818 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かしのしの | 作成日時:2018年9月9日 22時