第111話 ページ13
私達はパトカーに乗せられると、屯所まで帰って行った。
『(やっと帰れたぜ...まぁ、変なバカまで着いてきちゃったけど...)』
「へぇ、ここがAの家なんだね」
『お前ほんとに大人しくしてろよ、無駄に隊士に絡んだりすんじゃねぇからな...』
「ほら、どうせそんな服着てるってことは制服も無くしたんだろ」
私は総悟からいつもの隊服を受け取る。
『あ、ありがとう』
「あんたはこっちでさァ」
そう言って神威が渡されたのは階級の低い隊服だった。彼はそれが満足ならなかったようで駄々をこねだす。
「俺もAちゃんとお揃いのがいいなー」
『わがまま言うなよ!服なんてなんでもいいだろ!』
「まぁまぁいいじゃないか、正式に真選組になる訳でもないんだし、位の高い隊服の方が着ていて気持ちいいだろう。ザキ、神威くんに俺たちと同じ隊服を持ってきてやってくれ」
『近藤さん、そんなに甘やかさなくても...』
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闇染 - 総悟のかわいさ・・・。 (2018年10月13日 22時) (レス) id: 81cab5b818 (このIDを非表示/違反報告)
闇染 - 貴方は神ですか!?すごく面白いです! (2018年9月19日 18時) (レス) id: 81cab5b818 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かしのしの | 作成日時:2018年9月9日 22時