梵天のスカウト ページ20
A side
三人で過ごすには、広すぎるマンション。。
私たちを褒めるの声がスマホ中にあふれてる。。
A 「お姉ちゃん、また私たちニュースに出てる!」
華 「ね〜。昔はあだ名が《六条姉妹》。今は《日本を代表するsister》だってよ。」
A 「ネーミングセンス無さすぎ。せめて、《ladies》にしてほしかった。」
華 「六条姉妹の時代があったね。レディース最強とか言われてたな。」
じいや 「お嬢様方。お散歩の時間ですよ。」
もうそんな時間か。
散歩時間。 レディース最強と言われた時代ぐらい力をつけないといけない。
今は、狙われることが多い。
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蘭 「マイキー。六条姉妹って覚えてる?」
マ 「ああ。梵天に入れたいのか。」
蘭 「うん。」
マ 「三途は、どう思う?」
三 「はい、反社になる素質の問題じゃないですか。」
マ 「その通りだ。俺たちは、居場所がばれちゃいけない。警察と接点を持っている。」
マ 「三途、六条姉妹のことを調べてくれ。異常がなかったら、考える。」
蘭 「分かった。」
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じいや 「お嬢様方。未明の場所から手紙が。」
A 「また?脅迫状?」
じいや 「六条姉妹に会いたいと言っている人がいる。会いに来てほしい。 昔の友より。」
華 「昔の友?」
A 「どこのヤンキーからだろう。横浜?青森?福岡?」
華 「とにかく行けばいいんじゃない。」
A 「でも、どこに来いって書いてあるの。」
華 「あった。✕✕公園だってよ。」
A 「公園?」
じいや 「行きますか?」
A 華 「行く!」
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A 「ここか。」
路上に黒の車が止まる。 シンプルなデザインだが、黒の深さにオーラを感じる。
蘭 「久しぶり。」
A 「あ!」
華 「あ!」
蘭 「俺のこと覚えてる?」
A 華 「覚えてない。」
蘭 「え。」
A 「誰?」
蘭 「元天竺の灰谷 蘭。思い出した?」
華 A 「いたね。」
A 「横浜か」
華 「それで、用は何?」
蘭 「梵天に入って。」
A 華 「は?」
蘭 「理由は、アジトで言う。」
じいや 「梵天が何のグループかは知っています。お嬢様方が関わってはいけないのも。」
A 「梵天ってどんなグループなの?」
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作者名:Mayu | 作成日時:2022年9月9日 16時