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武道発見! ページ19

A side


鶴 「お前らか」


華 「がっかり?」

鶴 「がっかりというよりは、来ると思ってた。」


へ〜。喧嘩ばっかだと思ってたけど、頭いいんだ。



華 「何を届けるかも?」


鶴 「未来の自分にあてた手紙だろ。 一つ、お前らに質問がある。」


質問、、。 くだらない質問じゃないように。



鶴 「なんで、お前らは、手紙を書かせたんだ?」



華 「えっとね〜。」


なんでお姉ちゃんが喋るだよ!


A 「お前らが負けると思ったからだ。」


鶴 「!俺らが負ける?」


A 「正確に言うと、武道が勝つかな。」


鶴 「あいつは、ホントに強かった。」


A 「これお前の手紙。あとイザナの両親が見当たらなかったからイザナのも。」



華 「バイバイ。」



A 「お疲れ。」




ガチャ



華 「刑務所って私たち行けなくね?」


A 「行けないの?じゃあ会えないじゃん。竜胆たちに。」



A 「武道を探そう!」


華 「A。あそこにいる。」


華が指差したのは、カラフルな服を着たダサい格好をした武道だった。



A 「武道!」


武 「え?六条さん達じゃないですか。」



浮かれてる!

完全に、、、



A 「武道。でしゃばりすぎだよ。」



武 「ギック」←図星



武 「いいじゃ、、、」



A 「いいじゃないですが、じゃねーよ。てめぇの電話待ってたのによ。全然掛けねぇじゃねーか。」

武道はそうだったと言わんばかりの顔だ。


ムカつく。


武 「それは、何処かになくしてしまい、、、」



華 「お前に任せて損した。」


お姉ちゃん。ナイス。その笑顔ですごいこと言うの案外食らってる。



華 「ってか、武道って一番隊隊長だったんだ。」


え?お姉ちゃん、とっくになってる。



でも、食らってますね。


武 「ひどい。覚えてないんなんて、電話掛けてこいっていたの華さんですよね?」


華 「私、そんなこと言ってないよ〜。」


A 「そうだし、言ったのは私。頼んだのは、お姉ちゃん。」


華 「そうでした。罪を擦り付けるのは良くねーぞ。」


A 「何言ってるんの。電話掛けてって言うのは罪じゃないよ。」


華 「はいはい。武道バイバイ。お元気で。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

天竺編は、終わりました〜。
長かったです。

梵天のスカウト→←フランスでも悩み事が絶えません



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作者名:Mayu | 作成日時:2022年9月9日 16時

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