稀咲ピンチ！ ページ16
竜 「半間じゃん。昨日以来だな。」
半 「だる〜。稀咲がお前らのこと呼んでんの。早く来てくんない？」
蘭が警棒を振り回す。
半間が警棒を避ける。
蘭 「華ちゃん達とこれからゲームの時間なの。」
半 「だる。お前らじゃねーよ。そこの姉妹達だよ。」
蘭 「お前らは、華ちゃん達の時間を俺らから奪うのか？」
半 「うっせーよ。」
華 「じゃあ行くわ。」
A 「行ってくる。でも半間、ろくな話じゃなかったら、帰るから。」
半 「ん。」
A 「ここ？」
半 「そうここ。」
華 「古いね。」
稀 「やっときたか。」
A 「何の用？」
稀 「ご両親にあいたくないですか？」
A 「会いたい。」
稀 「倒して欲しい相手がいるんです。」
A 「誰？どこのチーム？」
稀 「東京卍會です。」
華 「東卍？」
稀 「東卍を潰したら、今日本にいるご両親に会えますよ。それに、、、」
A 「帰るね。」
半 「稀咲がまだ話してるだろ。」
A 「うっせーよ。」
キックをかます。
半間が蹴りを止める。
半 「いいから、座って稀咲の話聞けよ。」
稀 「倒せるなら、必要なものがあるなら用意する。」
A 「フフフ。面白いこと言いますね。」
華 「私たちの両親は、今フランスにいます。」
稀 「な！？世界中を飛び回っているんじゃないのか。」
華 「フランスとイギリスを行き来してるだけだよ。」
A 「安心して。警察と接点を持ってても、言わないから。」
ガチャ
半 「稀咲、どうする？」
稀 「あいつらに見張りをつけろ。」
A 「稀咲は、私たちのこと信頼してないのかしら。」
竜 「あいつは、途中から半間と入ってきた。」
蘭 「Aちゃん、ゲームしようよ。」
A 「やろ。」
A 「竜胆達って、東卍と仲悪い？」
竜 「仲悪い。」
A 「東卍と抗争するの？」
蘭 「する予定。」
A 「まずいな。イザナって、抗争する気？」
蘭 「する気。」
A 「東卍に言うか。」
竜 「それは辞めといた方がいい。」
A 「なんで？」
竜 「俺らが喧嘩売ったから。それに六条姉妹は、天竺の一部って言われてるよ。」
華 「違うよ。私は、友達同士じゃん。」
A 「大丈夫。頑張ってやってみるわ。」
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作者名：Mayu | 作成日時：2022年9月9日 16時
