幼い少女は皆とヒーローの世界へ (ページ23)

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宣誓布告の続きと体育祭ページ23

「体育祭のリザルトによっちゃ、ヒーロー科編入も検討してくれるんだって。その逆もまた然りらしい。
敵情視察？
少なくとも俺は、いくらヒーロー科とはいえ調子に乗ってると足元ごっそり掬っちゃうぞっつー宣戦布告しに来たつもり」

『ふーん』と思った玲夢。

「おうおう！！隣のB組のモンだけどよぅ！！敵と戦ったっつーから話聞こうと思ってたんだけどよぅ！！
えらくチョーシついちゃってんな！！おい！！」

銀髪の人がそう言った。

ナワーブは舌打ちした。

そして前に出てこう言った。

ﾅﾜｰﾌﾞ「邪魔だどけ」

紫髪の人を睨んだ。

ｳｨﾘｱﾑ「落ち着けよナワーブ」

ウィリアムが止めに入る。

「お前らかA組に特別に入ってきた奴は」

ﾉｰﾄﾝ「知っているんだ」

「どんな方法で入ったが知らないがお前らにも宣誓布告だから」

ﾅﾜｰﾌﾞ「くだらねぇガキかよ」

「なんだと」

『きょうみない』

ｳｨﾘｱﾑ「喧嘩なら俺が相手になるぜ！」

玲夢はズハッと言う。

ウィリアムは凄い発言をする。

ｲﾗｲ「はいはい挑発はそこまで。はやく行こうかイソップ君が倒れそうだから」

気絶しかけるイソップ。

ｲｿｯﾌﾟ「人が……いっぱい」

『はやくかえろう。だからそこどいてくれる？』

玲夢がそう言ってもどく気配がない。

『はぁ、ヒーローになりたいとおもったひとがひとのこともかんがえずにこうどうできないなんてどうかしてるね』

「！！」

『べつにさせんせいふこくとかどうでもいいの』

「…………」

『はやくどいてかえるのにじゃまなの！』

「！！」

大声をあげる玲夢に驚いた。

『どいたよ！』

ﾅﾜｰﾌﾞ「やっとどいたか」

ｲﾗｲ「イソップ君行くよ」

ｲｿｯﾌﾟ「は、はい……」

ｳｨﾘｱﾑ「しっかりしろよ」

ﾉｰﾄﾝ「さすが玲夢ちゃんだね」

6人は帰っていった。

二週間はあっという間に過ぎていった。

『がんばってね！ナワーブ、ウィリアムおにいちゃん、ノートンおにいちゃん！』

3人「あぁ/おう！/うん」

3人と別れ玲夢達は観戦していた。

美「玲夢はん！」

『みちこ！』

観戦に来てた美智子達と合流した。

ﾚｵ「全員で観戦してくれて良いと言われたからな」

ﾏｲｸ「ナワーブ先輩たちが出るんだよね！」

ｴﾏ「特等席なの！」

玲夢達は学校側が用意してくれた特等席で見ていた。

謝「警戒はヒーロー達に任せてありますからゆっくりできますね」

笵「そうだな」

ﾏｰｻ「もうすぐ始まるわ！」