幼い少女は皆とヒーローの世界へ (ページ20)

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彼らの正体ページ20

謝必安side

「保護者なら話を聞きたい」

話ですか。

謝「何でしょう？」

「彼女について」

玲夢について？

「話で彼女が敵の一人を倒したと聞いた。その能力について」

笵「話して何になる」

「！」

えぇそうですね。

能力を知って悪用されたら玲夢またあのような辛い思いをする。

だから私達は玲夢の能力の話をしないと決めました。

『びあん？』

謝「起こしてしまいましたか？」

『だいじょうぶ！』

玲夢は私から降りて警察の人のところに行きました。

『玲夢のちからがしりたいの？』

そう言いました。

聞こえていたんでしょうか。

「そうです！」

『かんたんにくちにしゃいけない』

「え？」

『玲夢ののうりょくはかんたんにはなせるものじゃないの』

えぇ、人を簡単に殺せる力、世界を破壊できる力……玲夢は望んでもない能力まで背負っているんですから。

謝「話せない理由を言ったのでそろそろ帰って良いですか？」

『さいえんにかえる。みんなまってる』

また間違えてますね。

謝「玲夢、菜園ではなく荘園です。まぁ今は屋敷ですが」

『しょうえん、さいえんじゃなかった』

全く。

笵「行くぞ」

私達はその場を後にしました。

2日後

ガラッ！

A組のドアが開きそこには6人とオールマイトがいた。

ｵｰﾙﾏｲﾄ「あの、何故私を？」

『玲夢たちのことはなすから』

ｲﾗｲ「あちらの席に」

イライはオールマイトを席に案内した。

ﾅﾜｰﾌﾞ「最初に言っておく。俺達はこの世界の者じゃねぇ」

全「！！」

相「…………」

ｲｿｯﾌﾟ「この世界に来た僕達は帰る方法を探しいたんです」

ﾉｰﾄﾝ「そしたらこの校長に君達の護衛の依頼を頼まれたって訳」

ｳｨﾘｱﾑ「それで俺達6人が生徒として来たって訳だ」

緑谷「そうだったんだ」

ﾉｰﾄﾝ「それに玲夢ちゃんを抜いて僕達は君達より年上だからね」

全「！！」

切島「嘘だろ年上！」

麗日「じゃあ、玲夢ちゃんは同い年って事？」

『ちがうよ。玲夢はとしした』

芦戸「と、年下！」

『うん』

上鳴「そういや玲夢ちゃんの能力について聞きたい！」

『……………』

5人「……………」

その話題を出したとたん空気が変わった。

『どうして？』

上鳴「だって個性よりも強いんだろ！どんなのか知りたいんだよ」

『たしかにつよいよ。でもね、このちからはかんたんにはなせないの』

峰田「何でだよ」

『ちからでだれかがきせいになったりだれかがしんじゃったりするから』