監督生は死人ハンター！？ (ページ9)

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ディアソムニアの話と暴君との出会いページ9

「なぁAもう少し興味持てよ」

エース達は寮について話を聞いていたがAはほとんど話を聞いてなかった。

『私その寮生じゃないし本で呼んだ』

「…………」

そう話していてディアソムニア寮の話になった。

「ディアソムニア寮ってあそこのお兄ちゃん達？」

ロビーが指さした方に黄緑と黒の腕章をした人達がいた。

「そうそう、あそこはなんつーか、超セレブっていうの？オレ達庶民が話しかげづらいオーラ放ちまくりなんだよね。寮長からして近寄りがたさMaxっていうか……」

『(そうは思えないが？)』

「あれ？子供か混じってる」

見てみると小さな男がいた。

『(何百歳くらい生きてるな小さいの)』

視線を外すと目の前にさっきの小さな男が。

「そこにおるトレイと同じ3年、リリア・ヴァンルージュじゃ」

エース達が驚く中にリリアはくすくすと笑ってその場に立った。

「！！今回の新入生はヤバいのう」

リリアはA達を見て驚いていた。

「(手を出せばどうなるか。考えるだけでも恐ろしいわい)」

それから色々話し

「くふふ、食事中上から失礼したな。ではまたいずれ」

リリアは元の席に戻った。

「え、俺らの話聞こえてたのヤバ！」

軽く20m以上離れてるのに話が聞こえてた事に驚くエース。

『ディアソムニアは他と違って特殊って事か』

「まぁ、そうなるな」

『特殊ね』

目を閉じながら言うA。

「マレウス君はヤバヤバのヤバだよね。つかそれを言うならうちの寮長も激ヤバだけどね」

「ふーん、僕って激ヤバなの？」

赤髪の男がいた。

「おっと、リドル君。今日も激ヤバなくらい可愛いね」

「ふん、ケイト、あまりお喋りが過ぎるとそのよく回る口ごと首をはねてしまうよ」

ため息をつきながら脅すリドルと笑顔で誤魔化すケイト。

「君達は入学式で……」

リドルはA達を見てそう言った。

「それにしても学園長は甘い。規律違反を許してはいずれ全体が歪んで崩れる。ルールに逆らった奴は皆首をはねてしまえぱ良いのに」

『そう、軍ではそれの他にも裏切り者、反逆者、嘘つきは残虐されてたよ」

「え！？」

「そうなの？」

「本当？」

『そう、首をはねた者もいれば腕や足を斬り落とされた者もいたよ』

エース達は自分達の前で平然とヤバい話をする3人に顔が真っ青になった。

『あのクソ軍人野郎は暴君だった。だから反逆をくらった』

Aは昔の出来事を思い出していた。

『まぁ、当然の報いだったね』

笑うA。