監督生は死人ハンター！？ (ページ6)

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罰の窓拭きページ6

Aside

『ロビーありがとう』

「ご褒美に抱っこして！」

『はいはい』

キレた私を落ち着かせたロビー。

まさか抱きつかれるなんて。

まぁ、それのお陰で怒りも吹き飛んだけどね。

「落ち着きましたね」

『心配かけたね必安』

「いえ、後で撫でさせてくださいね」ﾆｺ

『……はい』

これ満足するまで撫でられるなぁ………

「Aさんは落ち着きましたが……あの2人はなぜあんな状態に？」

見てみるとグルグル巻きにされてる。

「逃げようとしたからよ！」

ヴィオ、ナイス！

「えーと、掃除をしてた時にトラッポ君が来て煽り言葉を言ってグリム君を怒らせそしてAさんも怒らせたと」

「お姉ちゃんが怒るのも無理はないよ」

「…………」ｼﾞｯ!

信者？

「(あら信者たら)」

『それでどうするの？』

「そうですね、Aさんが止めなかったら被害がもっと酷いかったかも知れませんね。とりあえず罰として窓ふき掃除100枚の刑を命じますね」

「俺達も手伝うか」

まぁ、この2人で今日中に終わらなそうだし。

それに

私はエースを見た後イドーラを呼んだ。

「何かしら？」

『エースに信者を寄生できる？』

「可能よ」

『やってくれる？どうも逃げ出しそうだから』

イドーラはエースに信者を寄生させた。

『もう1人の信者、お願いね』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

「♪」

「(･･｀*)ｼｭﾝ」

…………

『お掃除一緒に頑張ってくれるね信者』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

「うん」

よしよし、可愛いね信者は。

「お姉ちゃん僕も！！」

はいはい

そして放課後。

「A、逃げ出そうとしてたわ」

やっぱりね。

寄生信者とイドーラによって連れてこられたエース。

『さて起こすか』

パァン！

軽くのビンタっと。

「いてぇ………ギャァァァァ！！！！」

人の顔見て叫ぶな。

『さて、お掃除の時間だよ』

窓ふきしていたら視線を感じた。

『ねぇ、さっきからなんで私達を見てるの？』

声かけたら驚かれた。

「見ていた事は謝る！だから叩かないでくれ！」

叩かんわ！

『無意味に叩くわけないじゃん。私をなんだと思ってるのか』

こいつもこいつで失礼だな。

『で、君は？』

「僕はデュース、デュース・スペード。エースと同じクラスだ」

『ふーん』

同じクラスね。

「ところで何故エースは窓ふきをしているんだ？」

『問題起こしそうになったからその罰』

「せっかく名門校に入学できたのに初日から何をやらかしているんだ」

私、入学式で暴れたけどね。