白黒無常に拾われた幼い少女は元サバイバー

第２３話 ページ24

ﾙｷﾉ「トランプか」

玲夢はやるかどうか聞いたが「少し寝る」とルキノに言われた。

『わかった！ごはんのじかんになったらおこすね』

ﾙｷﾉ「あぁ」

そう言いルキノはソファで寝た。

二人はルキノを起こさないように静かにトランプをした。


数時間後

美「ロビーはん、玲夢はんご飯の用意手伝ってくれるさかい？」

美智子がリビングとキッチンを繋ぐドアから二人を呼んだ。

ﾛﾋﾞｰ「はーい！」

『わかった！ルキノをおこしてからいくね』

玲夢はソファで寝てるルキノを起こす。

『ルキノおきて！ごはんのじゅんびしにいこ！』

ﾙｷﾉ「もうそんな時間なのか…」

『うん、しょくどういこ』

ﾙｷﾉ「食堂って何処だ？」

ﾛﾋﾞｰ「こっちだよ！」

三人は食堂に向かった。


『ここだよ』

玲夢はルキノとロビーを連れて食堂のドアを開けた。

食堂では謝必安と笵無咎とレオと美智子が料理を並べていた。

『びあんなにかてつだえることある？』

謝「ではこの料理を机に置いてくれますか」

『わかった！』

玲夢は両手で料理のお皿を持ち机に置こうとしたけど

『うーん！………あとすこしなのにとどかない…』

背が小さくて机にちょっと届かなかった。

するとルキノがお皿を持ち「ここの机か？」と置いた。

『うん、ありがとうルキノ』

こうして全部の料理を置くことができた。

ﾚｵ「ありがとうな玲夢、ロビー、ルキノ手伝ってくれて」

ﾛﾋﾞｰ「えへへ」

笵「それじゃ他の奴等を呼んでくるか」

謝「そうですね私はジャックさん達を呼んで来ますので笵無咎はジョーカーさん達をお願いします」

そう言い謝必安と笵無咎は他のハンター達を呼びに言った。


数分後

ｼﾞｮｰｶｰ「お！うまそうじゃねえか」

ﾍﾞｲﾝ「豪華だな」

ｼﾞｬｯｸ「凄いですね」

ｳﾞｨｵﾚｯﾀ「美味しそう！」

ｼﾞｮｾﾞﾌ「今夜は楽しくなりそうですね」

ﾊﾞﾙｸ「酒もあるのう！」

ｲﾄﾞｰﾗ「はやく食べたいわ」

ﾊｽﾀｰ「うむ美味しそうなのだ」

ハンター達はそう言い席に座り呼びに行った二人も戻ってきて席に座った。

謝「では、いただきます」

ハンター達「いただきます」

『いただきます！』



カチャカチャと食器の音が鳴る。

『もぐもぐ』

美「玲夢はんソースがついてはるよ」

『？どこ？』

笵「ここだ」

笵無咎はティッシュで玲夢の口元についているソースを拭いた。

美「そう言えば玲夢はんの故郷ってわっちと同じ国やったな」


※玲夢ちゃんは日本人サバイバーです。

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