# 25 ページ25
.
数日後。
相変わらず ゆあは俺達の家に入り浸ることが多くなった
兄ちゃんも満更でもなさそーな顔して
俺が帰ると必ず2人で笑いあっていた
ゆあ「 竜ちゃん、今日も彼女?? 」
竜「 悪ぃかよ 」
蘭「 まぁ、竜胆が溺愛する気持ちは痛いほど分かるわ〜 」
ゆあ「 そんな、いい女なの?? 」
竜「 俺の彼女は世界で一番 」
蘭「 相変わらずだね〜 竜胆〜 」
ゆあ「 …… 」
竜「 俺、風呂入ってくる 」
蘭「 はいはい〜 」
早いとこ入って、Aと電話しよ〜
と呑気に考えながら風呂に入った
.
風呂から出ると、「 うぅ …… 」と言う泣き声がした
適当に拭いてズボンを履いてリビングに行くと
兄ちゃんに抱き締められながら泣いてるゆあが居た
竜「 何かあった?? 」
蘭「 あぁー。何か竜胆に相談あるらしーわ 」
竜「 は?? 別に兄ちゃんでもいいじゃん 」
蘭「 俺じゃダメなんだとよ〜 ちょい出掛けてくるわ 」
竜「 は?? おい!! 兄ちゃん!! 」
シュールに出ていく兄ちゃん
常でさえ、家に女が居るって思うと
胸糞悪いのに …… 勘弁してくれよまじで
はぁぁぁ ……
竜「 で、どうしたの 」
ゆあ「 ……っ 」
竜「 俺、彼女に電話したいんだけど 」
ゆあ「 …… あのね。クラスになかなか馴染めなくて …… 」
竜「 うん 」
ゆあ「 みんな仲良くしてくれなくて …… 」
目の前で、うわんうわん泣くゆあの頭を
ポンポンしてやると
ゆあ「 竜ちゃぁぁんっっ!! 」と言って抱き締めてきた
いつもの俺なら、、
Aを考えて抱き締め返すことはなかったが
あまりに泣くゆあを宥める為に
俺の手は自然と、ゆあを抱き締めていた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 126人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Wa_Kas(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます(о´∀`о) また機会があれば、続編も …… ❤ その時はまた宜しくお願いします(^^) ありがとうございましたっっ!!(´ω`っ )3 (2022年10月31日 0時) (
レス) id: d44cae9aa8 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - Wa_Kasさん» ふぅぅぅぅ⤴️終わったァァァァ⤴️面白かったァァァァ⤴️((殴爆発しろ！もっともっとでれでれのやつ見たいです！お疲れ様でしたぁ！ (2022年10月30日 21時) (レス) @page50 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
Wa_Kas(プロフ) - 奏さん» 甘々ですよね♡ 竜胆くん♡ 何回も読んじゃってください(о´∀`о)ありがとうございます♡ (2022年10月1日 23時) (レス) id: d44cae9aa8 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - デレデレな感じが面白かったです！なので、何回も読んでしまいました〜💦頑張ってください！ (2022年10月1日 12時) (レス) id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
Wa_Kas(プロフ) - 奏さん» コメントありがとうございます(о´∀`о)そう言ってくださると嬉しすぎます♡頑張ります!! ありがとうございます(*´`)♡ (2022年9月26日 20時) (レス) id: d44cae9aa8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Wa_Kas | 作成日時：2022年9月14日 1時
