顔面国宝に捧げます feat. 田舎女子 No.2

▼ 拍 子 抜 け ページ24

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ヒョイッとあたしを姫抱きにすると
奥の寝室まで行って、ゆっくりとベッドに寝かせた


『 あの、竜胆さん 』


あたしを見下ろす竜胆さんの顔は
とっても優しくて、、なのにどこか意地悪そう


竜「 今から何されるか分かる? 」

『 え …… 何って、、 』


100％分かってますよ(焦)
この甘い雰囲気は、アレしかないじゃないですかぁぁぁー!!


竜「 俺がどんだけAを大事かってこと、
体に覚えさせなきゃな 」

『 へ?! 』








言ったが早いが、竜胆さんの顔がゆっくりと降りてくる
ギュッと目を閉じると、、、








ん?!

閉じたのに、何も起きない?!


ゆっくりと目を開けると





ドスッと音と共に、隣りに横になる竜胆さん











竜「 なにその顔? 何か期待した? 」

『 そ、そんなことっ// 』

竜「 ふはっ、顔真っ赤 」

『 だって、、// 』




あたしの予想とは裏腹に、
クスクスと笑う竜胆さん




竜「 何もしねーよ、うん。何もしない 何もしない …… 」

『 ?? 』


まるで、暗示をかけているみたいに
何度も同じ言葉をリピートする















竜「 寝よ。ただ1つだけいい? 」

『 はい、 』

竜「 抱き締めさせて 」

『 …… 』





返事をする間もなく、ギュッと抱き締めて
ピクリとも動かなくなった竜胆さん


どうすればいいのか固まってたら


スゥ〜と寝息が聞こえた









今まで、半強制的な 行 為 ばかりだったのに ……

お泊まりってことは、、?!

絶対にまたあると思ったのに ……


体の力が一気に抜けた








それと同時に

腕の中が凄く安心して


知らずに、夢の中へと入っていった








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