顔面国宝に捧げます feat. 田舎女子 No.2

▽ 新 婚 夫 婦 ？ ページ17

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スーパーに到着すると、
相変わらずエスコートしてくれる竜胆さん

モテる理由が分かるよ(うんうんw)

だけど、竜胆さんからのイメージとはだいぶかけ離れる
何とも庶民的なスーパーだ



入口に到着すると
慣れたようにカートを動かす竜胆さん



『 あの、 』

竜「 ん? 」

『 手繋いでたら、カート動かしにくくないですか?? 』

竜「 そうか?? そーでもないけど 」


平然な顔をして、片手で動かしてる
は?? 器用過ぎない?!


『 な、ならあたしもカート動かします 』

竜「 ダーメ。Aは俺の手を持ってればいーの 」


あまりにニコニコと喋るから
『 分かりました 』としか言えず ……

竜胆さんに連れられるまま、食品を見て回った









「 あ、竜胆ちゃん 」


突然、声をかけられた方を振り向くと
白い服を着た年配のおばあさん


竜「 あ、お久しぶりです 」

「 久しぶりね〜、隣りはお嫁ちゃん? 」

『 お、お嫁?! 』

竜「 あはは、そう見える? 」

『 え、ちょ、竜胆さん?! 』

「 見える見える、若いっていいね〜 」


おばあさんはそれだけ言うと、どこかへ去っていった


竜「 小さい頃、よく来たスーパーだから
あのおばあさんとは顔なじみなんだよ 」

『 そうなんですね 』

竜「 あ、夕食はカレーでいい?? 」

『 あ、何でも大丈夫です 』

竜「 了解!! 」









次から次へと食材を入れていく竜胆さん

入れる度に

竜「 じゃがいも食べれる?? 」

竜「 にんじんも食べれる?? 」

って、聞いてくれて


結婚とかしたらこんな感じなのかな〜って考えたりした














竜「 何か、新婚夫婦みたいだな 」

『 ふぇ?! 』






考えたことが同じ過ぎて、拍子抜けな顔が出た

きっと、さっきおばあさんが言ったからだ ……





また、心臓がドキドキする、、、//









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