顔面国宝に捧げます feat. 田舎女子 No.2

▼ 約 束 の お 時 間 ページ16

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気が付けば、もう17時で
「 お疲れ様でーす 」という声が色んな場所から聞こえる


パソコンをシャットダウンして
あたしも帰ろうと準備を始めると




「「 ｷｬーｧｧ!!! 」」




という黄色い声に体がビクつく


だよね、うん、そうだよね
まさかオフィスまで迎えに来てくれるなんてね(トホホ)


肩をトントンされ、振り向く



『 お疲れ様です、竜胆さん 』

竜「 終わった?? 」

『 終わりましたよ 』

竜「 じゃ、行こっか 」





あたしの荷物をさっと取って持つと
もう片方の手であたしの手を取る竜胆さん





ハエさん達の凄まじい声(奇声に近い←)
を聞きながら、スタスタ歩く





駐車場へ着くと、助手席のドアを開けてくれて
そのまま乗り込む



何故か、謎にニコニコしている竜胆さん
笑った顔イケメン過ぎか!!(本人には言わないけどw)





『 竜胆さん、何か凄い笑顔ですけど
何かいい事ありました?! 』

竜「 Aが泊まりに来るからに決まってんじゃん 」

『 あぁー、そういう …… て、は?? 』

竜「 夕食の材料買いにいこーぜ!! 」

『 え、あ、はい 』





泊まるのが、そんなに嬉しいの??

子供のようにニコニコする竜胆さんをみて
自然とあたしまで笑顔になる















竜「 かっわい 」

『 え? 』












いきなりの言葉に、胸がドキドキした









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