顔面国宝に捧げます feat. 田舎女子

▽ 磨 け ば 輝 く ページ17

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『 あ、灰谷竜胆さん おかね …… 』

竜「 あぁ、いいよ別に。その代わりさ、」

『 はい 』

竜「 灰谷竜胆って言わないで、竜胆って呼んで 」

『 え、あ、わかりました 』

竜「 んっ。あ、てかさどんな髪色にしたいの?? 」

『 いや〜、これと言ってないんですけど …… 』

竜「 紫にする?? 」

『 それだと、竜胆さんとお揃いになってしまいますよ 』

竜「 俺はいいけど …… 」

『 うーん …… 』


髪色で悩んでると、いつの間にか美容院に到着した

シュールに美容院へ入る竜胆さん


「 あれ〜、竜胆ちゃん今日予約あったかしら〜?? 」

竜「 いや、今日はこの子。」

「 あら〜ぁぁぁ!! 」


男性の格好をしてるのに、何故か口調がオ〇マ …… グフォ
が、あたしを見て目をキラキラさせてる
いや、なぜ( ´д｀)


「 竜胆ちゃん!! この子は原石よ、原石 」

※ 原石とは、磨く前の宝石である ……

『 あれ、竜胆さんあたしって石か何かでしたっけ?? 』

竜「 ちげぇよ、磨けば輝くってことだろ?? 」

『 ど、ど、何処を磨くんですかー!! 』※体を隠してますw

「 とりあえずお嬢ちゃん、こっち来なさぁ〜い 」

『 ぎ、ギャァァァァ!! 』














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トゥル トゥル ……


竜「 何だよ 」

??「 お前、仕事抜けたらしーな 」

竜「 あぁ、ちょっと私用 」

??「 兄貴は情報寄越すけど、お前は全然じゃねぇか 」

竜「 何で好きでもねぇ奴の相手しなきゃなんねぇんだよ 」

??「 それが仕事だろ?? 」

竜「 …… 」

??「 とりあえず、頼んだぞ 」

竜「 分かったよ、九井。また連絡する 」

九「 あぁ。」





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