顔面国宝に捧げます feat. 田舎女子

▼ 半 泣 き 事 情 ページ40

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自分のイスに座って『 ふぅ〜っ 』と一息する。

まだ、体が火照ってる
あ〜、今日仕事ちゃんと出来るかな …… ?




お姉「 おーい、おーいって 」

『 おわっ、ビックリしました。どうしました?? 』

お姉「 いや何回も呼んだのに反応ないから 」

『 あー。少しボーッとしてました 』

お姉「 え?? 熱?? 大丈夫?? 」


そう言い、お姉さんの手があたしのおでこに ……
まだ、敏感になってる体に触れられて『 んっ 』と声が出る
それと同時に、お姉さんの顔が点になる ……


お姉「 …… 」

『 す、すいません。その大丈夫です 』

お姉「 首 …… 気付いてる?? 」

『 へ …… ?? 』

お姉「 鏡で見てみな?? 」


何を言っているのか理解出来ないまま
手鏡が渡され確認をすると、、


『 は …… ?? 』

お姉「 それは、、うん、凄いよ、キスマ 」


首の周りには、無数に広がるキスマーク
1箇所ならぬ、5箇所はある ……


お姉「 とりあえず、ファンデで隠してきな?? 」

『 そ、そうします …… 』


服で首を隠すようにして、オフィスを出た




Aあの!!

蘭どうした?? 足りなかった??

A首が凄いことになってました

蘭今気付いたの〜??

Aありえないです。

蘭消えたらまた付けてあげる♡

Aあたしに関わらないで下さい!!

蘭ちょっと無理♡

A……




さすがに半泣きになりそうになりながら
トイレのマークを見て 急いで入ろうとしたら、

出会ってしまった、、







竜「 A …… ?? は、お前なに泣きそうな顔してんだよ 」






ごめん、今はまじで会いたくなかった、




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