今日:19 hit、昨日:0 hit、合計:13,752 hit
小｜中｜大
>>31 ページ32
レオオッパを困らせてしまった
自分の感情の行き場をなくしてしまったが故にレオオッパに抱きついてしまった。
本当に、私はどうしてしまったんだろう
寂しかったから？悲しかったから？悔しかったから？
全て初めての感情
今の私はまるでアンドロイド。
人工知能を初めて搭載されたアンドロイドだ
どうしたらいいんだろう。
まずは謝るべきだろうか
でも、どう切り出せば……
明日の朝、謝ろう。
レオオッパも疲れてるんだから
それにしても、私から誰かに抱きつくなんてしたことがなかった。
暖かかった
人の温もりってこんなに暖かいんだ。
ホンビンオッパに撫でられる時とは違った恥ずかしさがこみ上げてくる
私はすぐにベッドに潜って寝た
夢を見た
暖かい家庭で育てられている夢
お父さんもお母さんも笑顔で優しくて
それで、私も笑っていた
それなのに、すぐにシャットアウトされる。
その瞬間目がさめた。
まだ外は暗い
私は夢の中でも幸せになれないのか
そんなのいやだ。
幸せになりたい
そう思っていたら朝を迎えていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アカリ | 作成日時：2017年2月19日 0時
