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N「ところでさ、Aちゃんは僕達のこと知ってる？」
「…基本的なことは調べました。」
KN「そっか〜！ならこれから沢山話して仲良かなろ！」
「は、はぁ…」
HK「ケンヒョン、戸惑ってますよ！」
HB「ごめんね？ケンヒョンがうるさくて」
「いえ、慣れてないので…すみません」
RV「ところで、学校辞めたってどういうことだ？」
「そのままです、あんな所ただの馴れ合いでしかないので」
N「楽しいところだよ？」
「楽しい……ですか。学校をそう見たことはありませんでした。」
HB「変なやつだ」
「…よく言われます」
HB「…怒ってる？」
「いいえ、私…あんまり感情表現が出来ないのでよくそう言われるだけです。今も怒っていませんよ」
KN「テグニヒョンに似てるね〜」
「そうですか…では、私は荷物の整理をしてくるので。」
そう言い残して部屋に戻った
「…コンちゃん、私また捨てられたのかな」
あのとき父親には“お前の表情が一番嫌い”
母親には“いつも同じ顔で気持ち悪い”
実の親がそんなことを言うなんて、5歳の頃から私は誰にも愛されてこなかった。
唯一私をちゃんと見てくれたのが施設長だった。
いつも話しかけてくれた
愛情を受けてこなかった私は施設でもいじめられ学校でもいじめられた。
今の父親はすごく良くしてくれた。
母親はいなかったがそれでもいろんな所へ連れていってくれた
なのに、またいなくなってしまった。
「これでも涙は出ないんだよね」
コンちゃんを抱きしめながら呟いた
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作者名：アカリ | 作成日時：2017年2月19日 0時
