愛情を教えて (ページ24)

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今日はいつもより早く起きてしまった…

リビングに行くとレオオッパはまだいなかった

私は自分でコーヒーを淹れテレビをつけた

テレビでは悲惨な事件のことばかりやっていた
人間が人間を殺す、そんな事件ばかり。

「………私も殺された方が楽だったのかな。」

一人でいるとマイナスな事ばかり考えてしまう。そんな自分は嫌い

散々捨てられた私が愛情を教えると言われてそう易々と信じられる筈がないのに…

そう思っていたらリビングのドアが開く音がした

レオオッパだと思って振り向くとそこにはラビオッパが立っていた

RV「…おはよ。」

寝起きが悪いラビオッパがこんなに早く起きるなんて、、

「おはようございます」

何も話すことがないので再びテレビを見てたら横に座ってきたラビオッパ

RV「なぁ、こんなの見てどう思う？」

テレビを見ながら私に問いかけるラビオッパ

「…悲しいです」

RV「人間が人間を殺めるなんて考えられないよな…。」

「はい。」

そう言ってまたテレビを見る

大人達が、幼い子供達が死んでいく。
私は見るのが嫌になって俯いた

それに気づいたのかラビオッパがチャンネルを変えてくれた

「あ、すみません。」

RV「俺も見たくなかったから、ごめんな」

そういって私の頭を撫でるラビオッパ

「…優しいんですね。でも私に優しくしても変わりませんよ、」

RV「俺がこうしたいだけだから」

「お節介ですね……でも…ありがとうございます。」

RV「そう思うなら笑えよㅋㅋ」

「っ！すみません…」

急に笑うからドキッとしてしまった。
表情には出さないけど、

時間はすぎていきオッパ達が続々とリビングに入ってきた
皆ラビオッパを見た時驚いていた。