>>13 HYUKside ページ14
ダンスレッスンに集中してて誰もAちゃんが抜け出してた事に気づかなかった
俺は急いで練習室を出て探しに行った。
するとベンチに座ってるAちゃんを見て声をかけたんだ
あの子は社長に捨てられたと言った。
誤解を解こうと思って言った言葉が逆に彼女を苦しめてしまった。
あんなAちゃんは初めてだった
“愛情は不必要で、すぐ壊れる”
そんな言葉が頭の中でループする
社長から聞いた彼女の過去は悲しい話だった。
俺は幸せな家庭で大切に育てられたからそんな親がいるなんて信じられなかった。
彼女にとって人間は信じられない存在なんだって改めて思い知らされた
でも、やっぱり彼女には笑ってほしい。
俺達が笑顔を作ってあげるんだ。
立ち去った彼女を追いかけなければ行けないと思い走った
だが、見つからない。
事務所の色んなところを見た。作業室、レコーディングルーム、会議室…どこを探してもいない。
急いで練習室に戻った。すると、ホンビニヒョンと話をしているAちゃんがいた。
安心した。
その時俺に気づいたAちゃんが立ち上がって走って向かってきた。
A「……ヒョギオッパ、さっきは…その。…ごめんなさい。私も言いすぎました。」
「えっ、いいんだよ？俺の方こそごめんね？Aちゃんの気持ち全然知らなくて…」
A「…ヒョギオッパは何も悪くないです。むしろ心配してくれてありがとうございます。……でも、やっぱり私の気持ちは変わりません…人間なんて皆同じです。でも、貴方達はすこし違うのかもしれない」
「…ありがと(微笑)」
A「…いえ、」
HB「仲直りできたならよかった…Aちゃんよかったね」
A「はい…ホンビンオッパもありがとうございます(ﾍﾟｺﾘ)」
N「えっヒョガと喧嘩してたの？！僕の時はヒョガ全然許してくれないのに」
HK「ヒョンはうるさいので許しませんㅋㅋㅋ」
LE「ヒョガ、少しはヒョンを敬え」
HK「はーい！」
Aちゃん…君の事もっと知りたい。理解したい。
君のテリトリーに侵入してもいいかな？
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作者名：アカリ | 作成日時：2017年2月19日 0時
