検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:42,264 hit

ページ21

「かっこいいじゃん!レイ!」

「YUSAね〜いいじゃん」

メンバーみんなが口々に褒めてくれるから自然と口角が上がった

悩みに悩んだからね…とても眠いよ…

「よし!じゃあ芸名は決まりだな!」

社長のいつもより機嫌の良い声が会議室に響いた

「じゃあレイ、デビュー曲聞かせてやれ」

『え?』

いやいや、社長さん。話が急すぎません?

俺はもう少し経ってからでいいかな〜って思ってたんですよ?

「え!レイの曲!聞きたい!」

「ヒョンのやっと聞けるんですね!」

…ダメだ…今さら言うけどこのテヒョンとグクのキラキラした目には弱いんだよ…俺…

『…分かりました…』

渋々自分の携帯を取り出してデモテープを再生した

曲の題名は《NO MORE DREAM》

実はモチーフはホソクヒョンのダンスだったりする

絶対に本人には言わないけどね

静かな部屋に俺の歌う声だけが響く

実際にこんな人数に間近で聞いてもらうのは初めてだったから

早く時よ過ぎろと願ってた

曲が終わってすぐにスイッチを切る

まだ誰も喋らない

それが怖くてギュッと目を閉じた

ダメだった?

もっと違う曲調がよかった?

グルグルと不安が溢れる

「レイ…」

先に口を開いたのはユンギヒョンで

ガシッと俺の肩を掴んだかと思えば

「お前やっぱり天才だな!!」

と、ガクガク揺らされた

ものすごい勢いで

こんなユンギヒョン見たことない

・→←12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
204人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミヅキ | 作成日時:2018年1月30日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。