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それはまだまだ暑い日が続く夏の日に突然起こった
「来年の6月を目安に君らのデビューを考えている。メンバーはまだ人数は決まってないがお前たち6人はいれるつもりでいるから。それまで頑張るように」
『え…』
デビューできるの…?
この仲間と…?
それはみんな同じ考えのようで目が点だった
しんと静まり返った練習室に社長の弾む声が響く
「それとこのグループの作詞作曲はレイがやるんだ。自主制作アイドル。いいだろう?」
『え…??』
またまたの爆弾発言に本当に言葉が出なくなる
「レイ頼んだぞ!知識はないけどサポートするから!」
「何かあったらいってくれよ」
ってホソクヒョンとユンギヒョンが声をかけてくれるけど
『僕なんかでいいんですか…?作詞ならユンギヒョンだってできるし、僕じゃなくても…』
謙遜なんかじゃない
俺は本気で言ってるんだよ
“作詞作曲ばっかしてるから”
“アイドルとしてデビューするのに”
あの時の元仲間の声が聞こえてきたように感じた
「レイ。得意な事をやって何が悪い?このチームにはお前のその才能が必要なんだよ。お前の力でこのメンバーが輝くんだ。そう考えるとすごく楽しくならないか?」
ある意味プロデュースだぞ?とニヤリと笑う社長
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作者名:ミヅキ | 作成日時:2018年1月30日 17時