天国か地獄か《NCT》 (ページ12)

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12 ジェヒョンページ12

今日は幹部集合の会議だと言うのに隣にいるはずのAがいない。

YT「Aは？」

ユウタヒョンに問いかけられ

JH「迎えに行ってきます」

席を立ち上がる。

全く時間にルーズすぎて困る。

テヨンヒョンもAを監視するカメラを付けるのなら起こせるような音声スピーカーも付けるべき。

Aの家に向かう道何度も電話をかけるも電話に出ない。

昨日酒でも飲みすぎたのだろうか？

いつものようにオートロックを解除し部屋に入る。

寝室へ向かう。

一応ノックする。

JH「A」

返答がないのでドアを開けて部屋に入ると

うなされながら寝ているAが居た。

額にはすごい汗をかいている。

JH「A」

『………っ』

JH「Aっ！！！！！」

『はっ…！！！！』

肩を揺らすと勢いよく起き上がった。

JH「だい」

『ジェヒョンっ……薬、薬で、息が』

泣きながら俺の腕を掴んでくるA。

まだ夢から覚めていないんだろう。

目を覚ますや否や過呼吸を起こしてる。

寝起きから忙しいな。

焦ることも無くなった。

たまにある事だから。

JH「A」

『薬、ごめん、なさいっ…ジェヒョンまた私』

JH「A、夢だよ」

ゆっくり背中を摩ってあげる。

息が出来ないと泣くA。

落ち着くまで背中をさする。

今日は無理そうだな。

JH「もしもし、テヨンヒョン」

TY「Aは？」

JH「いつもので今日はいけません」

TY「了解」

その後テヨンヒョンが何かを言いかけたがスマホをAに取られた。