【実況者】会社員=実況者の定義。 (ページ7)

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Pray6 ページ7

私は控え室に戻り、黒のマスクとアクセサリーを身につけて舞台袖に向かった。私が着くとすぐにスタッフさんがマイクを渡してくれて、既に来ていた皆さんの隣に立ち観客席を見てみた

「…うわああぁぁぁ、人が多いぃ…」

牛沢「声がめっちゃ震えてるwww」
「だって私今まで顔出しはおろか、姿を見せた事すら無いんですよ？！無理！視線に耐えられない！」

レトルト「大丈夫やって！八咫烏が出るの期待してる人も大勢おるから」
「それフォローになってませんからね？！」

私は顔を抑えながら、溜息を吐いた。初めてニコニコ超パーティーに出るというのは今まで姿を見せてなかった私にはとても辛かった。なにより、超人気実況者さんと出る事でアンチが湧くのでは？？と思っていたからだ

いや、自分の動画に湧くなんてことはないと思うけどね！

私が一人百面相していると、フジさんが私の肩を軽く叩いてきた。フジさんは顔が全く見えなかったけどもどうやら笑顔のようだった

フジ「大丈夫だよ、八咫烏さんは人気だしそれにひとりじゃないでしょ？」

「いや、むしろそれがプレッシャーに…」

そんな事をしていると、遂に私達が出る時間になった。私が出る順番は最後なので少し余裕があるが心臓が破裂しそうなくらい緊張はしていた、すると1番最初に出るキヨさんが舞台上に出ていった

それぞれが出ていく度に完成が沸き起こる、私は本当に吐きそうなレベルで緊張していた

レトルト「最後に皆お待ちかねのあの人！初登場、八咫烏！！」
キヨ「レトさんが言い切った！！w」

私は呼ばれたので震えそうになりながら、ゆっくりと光り輝く舞台上に向かって歩みを進めた