【実況者】会社員=実況者の定義。 (ページ6)

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その後、廊下で騒ぐのも迷惑だということで私は4名の方達の控え室に入った。そして、フジさんと向かい合ってお互い黙る、そんな私達の様子を不思議に思ったのか他の3名が話しかけてきた

レトルト「えっと、これはどういうこと？」

「えっと、先に、はじめまして八咫烏です。本日はよろしくお願いします」

キヨ「えっっっ！お前が八咫なの？？！」

牛沢「うわぁ、かなり美人じゃん」

「お世辞をありがとうございます」

私は牛沢さんに頭を下げる。キヨさんやレトルトさんにも頭を下げて今日の挨拶を済ます、するとキヨさんが私とフジさんの顔を交互に見ている。

いや、なんなんですかね

キヨ「…あのさ、お前らの関係って」

フジ「えっとぉ…職場の後輩」
「職場の先輩です…」

私とフジさんはほぼ同時にそうキヨさんに伝えた。私は改めてフジさんにも挨拶をし、頭を下げた
いや、まさか職場の先輩が実況者でしかも大好きな人だったなんて驚くしかないよね

それから少し経ったらフジさんも落ち着いたらしく、改めて私の顔を見てきた。…やめてください照れます

フジ「いやぁ…うん。何となく八咫烏に似てるなぁとは思ってだけど、真逆本人だったなんて」
「ええ…私もですよフジさん」

フジ「……あのさ、呼ぶ時は八咫烏さんでいいの？」

「ああー、呼び方はご自由にどうぞ。八咫でも八咫烏でも」
キヨ「じゃあ俺は八咫で！！」
牛沢「俺は八咫烏かなー」
レトルト「俺も八咫烏でいい？」

「どうぞどうぞ」

御三方も私の呼び方を確立したところで、フジさんが感慨深そうにこちらを見ていた。その視線に気付いた私とキヨさんは2人してフジさんを見る

フジ「いや…キヨが女の人に対してそんなに仲良くなるなんてと思って」

「え？キヨさんって女性と仲良くならないんですか？」

牛沢「あー…確かに会ってすぐにここまでは無いよなぁ」

そう言われたキヨさんは、頭を掻きながら何処か考えていた。いや、なんか言ってください

キヨ「…なんか分かんねえけど八咫は話しやすいんだよな」

「え」

キヨ「なんでだろうな」

そう言い、私に近付くキヨさん。私は案外嬉しくなっていて、少し頬がにやけてたと思う

その後少し話してからリハーサルになり私達はリハーサルを終えた