クッソ邪魔。【青葉城西】

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私が眺めていると、後ろから誰かに肩を叩かれた。私が振り向くとそこには伊達工のジャージの眉なし巨人の人が居た、めちゃくちゃ私を見てきたが何をするわけでもなかった

私がその人と目を合わせていると、二口さんがこっちの状況に気付いたのか絡んできた


二口「青根が、自ら女子に話し掛けた？！」

「あ、青根さんって言うんですね。いや会話はしてませんけども」
青根「……」


青根さんも私に同意するように頷いていた、どうやら青根さんは元々無口であまり喋らないらしい。しかし表情は動くのでそれで判断出来るようになる…らしい


「えっと、月詠Aです。青城の1年ですよろしくお願いします」

青根「……青根高伸。よろしく」

茂庭「！！……青根か自ら挨拶をした」


いや、茂庭さんが泣きそうになってるんですが。今まで大分苦労していたんだろうなと思い、私は青根さんと握手した。すると私の目の前に金髪の髪型が独特な人がいた、というかダッシュで目の前に現れた


黄金川「俺！黄金川貫至ッス！同じく1年です！」

「お、おう…」

作並「黄金川君！いきなりだと驚くよ、あ、ごめんね。僕は作並浩輔で同じく1年だよ、よろしくね」

「あ、うん。よろしく」


黄金川は勢い凄くてビビったけど、後から来た作並は落ち着いていたしいい子そうだなと思った。てか身長差が半端ない、身長的には黄金川の方がお兄ちゃんなのに精神は作並がお兄ちゃんだと思う

私はその後も伊達工の鎌先さん、笹谷さん、小原さん、女川さん達と挨拶して伊達工の人とは一応全員と関わりを持った。何やら二口さんは他の人達と会わせたかったらしい

それならそう言ってくれないかな！

悲痛の叫びは心の中で抑えられた、普通にその後は青城の皆の所に戻ろうと思ったのだが


？「なあ！」

「…？」


音駒の方から声を掛けられ私は振り向いた、そこにいたのは恐らくリベロの人だった。リベロの人は私の手を引いてベンチに向かってる

黒尾の所には行きたくない


夜久「俺は夜久衛輔、音駒の3年だ」

「はい」

夜久「頼みがあるんだ…俺達のスポドリ作ってくれないか…！」


「はい？」


予想外の頼みで私は変な声を出してしまった、聞く所によると音駒はマネージャーが居らずスポドリはメンバーで作ってたのだが時間が足りない。合宿中だけ私に作って欲しいということだった

黒尾の為と思うと嫌だったが流石に頭も下げられてしまったので断れず私は音駒のメンバーのスポドリも作る事になった

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