クッソ邪魔。【青葉城西】

毒舌12% ページ13

私が何故早く抜けさせて貰ったかというと、我が愛しの輝のご飯が無くなってきたのでそれの買い出し。あとは夕飯の買い物をするだけだった…のだが


「……迷子ったわ」


いつの間にか見知らぬ場所に辿り着いていて、今どこか分からなくなってしまった。

地図見ればいいんじゃない、と思った人もいるだろうね！残念だったな！私は1度迷うと地図見ても帰れないんだよ！つまり地図が読めねぇ！！…てかマジでヤバくね？
私が見知らぬ土地の道で右往左往していると、後から声を掛けられた


？「君！」

「…私ですか？」

？「そう、さっきからここでうろうろしてただろ？」

？「なんか困ってるんじゃないかなと思って。な！」

？「う、うん」


上から、お父さんっぽい人、涙ボクロの人、ちょび髭の人が私に声をかけてくれた。ちなみに後にも数人居る


「あー、まさにその通りです。ちょっと道に迷ってしまって…」

？「あーなるほどな。ここら辺道が分かりにくいしな」

「はい…駅まで行ければ分かると思うんですけど」

？「そうなのかー、じゃあそこまで俺達が一緒に行ってあげようか？な！大地！」

澤村「おう！困ってるならお互い様だ」

「え、いいんですか？」

澤村「おう！」


そう言い笑うお父さんっぽい人は笑顔が素敵で、後光がさして見えた


「ありがとうございます！！」

澤村「おう、気にするな。あ、俺は澤村大地烏野高校3年だ、よろしくな」

菅原「俺は菅原孝支！同じく3年！」

東峰「お、俺も同じく3年の東峰旭だ…よ、よろしく」

「月詠Aです！高校は「青葉城西だべ？」なんで分かるんですか？」

菅原「制服が青城だしな」


ああ！なるほど！

一瞬、菅原さんも名探偵なのかと思った…。
私はその人達と一緒に駅まで向かった

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