クッソ邪魔。【青葉城西】

毒舌17% ページ18

それから暫く経ち、7月に入った。相変わらず部活は体育館で行われている、勿論私も毎日練習の手伝いをしている

…ただ


「クソ暑い…」
松川「それな…」


そう、体育館は熱が籠るために夏になるとめちゃくちゃ暑くなる。天パくせっ毛同盟の松川先輩と同じ様に、ﾀﾋんだような顔で体育館の冷たい壁にへばりつく

めちゃくちゃ暑い…ああ、クーラーよ何故ソナタはここにおらぬ…


及川「月詠ちゃん？！大丈夫！？」

「だいじょばないです…」

花巻「月詠がここまで暑いのが駄目だとは」
「違うんす…首の辺りの髪がくっ付いてめちゃくちゃ暑いし、汗かくんです」

金田一「髪を結べばいいんじゃねーの？」
「そうじゃないんだよ…金田一くん、結ぶのすら面倒くさい」


そうやってうだうだしていると、岩泉先輩からのお声かけがかかってしまう


岩泉「おら、お前ら！練習しろ、月詠も！」

「「「うぃーす…」」」


私は再び記録を取り始め、練習の終わりまでしっかり仕事を終えた。

まあ、部活が終わった瞬間ダッシュで教室に向かったけどね。はは


「ああああああーーーー涼しい…ここが天国か」

国見「それな、クーラー愛してる」
「もう、クーラーと結婚したい」


国見と机でクーラーに癒されていると、先生が来てしまった。畜生…私の至福の時間が

だがしかぁし！！今日の授業は全て教室で行うものなのだァ！つまりは、涼しい所にずっと居られるんだよ、やったね国見！
私は午前中の授業を終えた後、最近見つけた涼しい秘密のお昼場所に向かう

そこに着くと、木でできた影の下は涼しくて程よく風も吹きとてもいい場所だった。私はその場に腰を下ろし、お弁当を開ける

その時、草を踏む音が聞こえた

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