真剣SUNSHINE 【 tk × in 】 (ページ19)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:47,705 hit

＊19＊ in ページ19

-in

朝の情報番組を終え、

「ふぁ〜。」

大きなあくびをしながら楽屋へと戻る。

携帯をチェックすると、

" りょーかい。頑張ってな。＂

と髙木からの返信に、笑みがこぼれ、

「髙木～、頑張ったよ。」

と携帯に向かって答えた。

そのままの流れで、メンバーのスケジュールを確認する。

今日は、髙木と大ちゃん、一日中一緒じゃん…。

胸の奥がモヤっとする。

俺はと言うと…この後一人でロケだ。

「なんで俺は一人なんだよ〜。」

と、マネージャーに悪態をついた。

ロケへの移動中、うとうとし落ちかけていたところに、携帯が鳴った。

大学時代からの友達だ。

伊「もしもし。どーした〜？」

「伊野尾、今日暇？飯でも食いに行かね？」

伊「今日お？」

どうしよう。暇と言えば暇だけど…。

彼とは、たまにご飯を食べに行く…だけではなく、

体の関係があった。

毎回ではないけれど、…。

俺はもう、

髙木以外の人に抱かれたくなかった。

昨夜の髙木の姿を思い出す。

…と同時に嬉しそうな大ちゃんの笑顔が脳裏をよぎった。

伊「飯だけなら、」

「そうこなくっちゃ。じゃあ、18時に俺ん家な。待ってるよ。」

もし今日髙木と大ちゃんが一緒の仕事じゃなければ、俺は断っていたのかな…。

この時断らなかったのを、後でどれだけ後悔することになるのか、

今の俺にはわからなかった。

ロケが終わり、友達との約束にはまだ時間があった。

伊「めっちゃ汗かいたし、シャワーでも浴びていくか。」

一旦家に帰り、軽く汗を流して、約束通り友達の家に向かう。

「待ってたよ、あれ、シャワー浴びてきたんだ。
めっちゃ良い匂いするじゃん。」

部屋に入るなり、友達は俺の首筋に顔を埋めてきた。

伊「早く飯行こうぜ。腹減った〜。」

相手をかわす様にして玄関に向かおうとすると、

「まだ早くね？もうちょっとお腹空かせてから行こうよ。」

と、強引にベッドに押し倒された。

伊「ちょ、やっ…。飯だけって言っただろ？」

「なに逃げてんの？いつもヤってんじゃん。」

相手から離れようともがいても、

体育会系で体格の良い彼から押さえ付けられると、
身動きが取れない。

強引にキスをされ、服を乱暴に脱がされる。

伊「ねえ、ほんとやめて、…。」

必死で乞いても届かず、

彼のモノを無理矢理ねじ込められると、

そのままおかされた。

髙木、ごめん…。

ごめんね。