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�� ページ5
試合も終盤。
Aももう限界に近い。
五セットマッチ。
試合は長引く。
Aのチームは今、リードされてしまっていた。
悔しそうに顔を歪める部員、
でも一番悔しいと思ってるのは
Aだ。
目元が赤くなっていた。
観客も泣いている人だって増えてきている。
太一なんて以外とボロボロ涙を流している。
「レフト！」
ドパンッ
うちのチームが上がる。
セッターにボールが行った。
「A！！！」
「「「「いけぇえええええええ！！」」」」
ドパンッ
テンッテンッ
ピッ
「「「「ブレーーーーク！！！！！！」」」」
ブレイク。
ガッツポーズをするA。
次点を取れば
優勝で、
終わる。
「ナイッサァ！」
ドンッ
乱れた。
相手チームも焦っているのか、
レシーブが崩れ始める。
「チャンスボール！！」
パンッ
よし！
レシーブが綺麗にセッターに
また返った。
これが
最期の一球
「Aーーーー！！！！」
ドパンッ
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作者名：穀海* | 作成日時：2016年12月11日 14時
